いつかリヴァプール超強力3トップに勝負を挑む 我慢の時を過ごす19歳FW

リヴァプールのブリュースター photo/Getty Images

クロップも信頼する若きアタッカー

モハメド・サラー、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノは欧州トップクラスの攻撃力を誇るユニットで、この3人に勝負を挑むのは非常にハードだ。しかし、諦めずに戦い続けているリヴァプールの若きアタッカーがいる。

19歳のFWリアン・ブリュースターだ。ブリュースターといえばイングランド・新黄金世代とも言われる若手の1人であり、U-17ワールドカップ制覇&得点王、U-17欧州選手権準優勝など、世代別代表で輝かしい実績を残している。名前のインパクトも抜群で、多くのリヴァプールサポーターがブリュースターの将来に期待していることだろう。

ただ、まだリヴァプールのトップチームでスタメンを掴むには時期が早すぎる。欧州王者リヴァプールが誇る前線はワールドクラスの選手ばかりで、19歳の若手が割って入るには壁が厚すぎるのだ。
英『sky SPORTS』によると、ブリュースターもそれは理解している。今は我慢の時と割り切っているようで、指揮官ユルゲン・クロップとともに一歩ずつ成長していく考えを明かしている。

「我慢し、自分のターンを待たないといけないんだ。監督は明確なプランを持ってくれている。監督とスタッフと話した時、我慢だ。君の時が来ると言っていた。僕は我慢し、待っているんだ。監督はすぐレンタルに出すこともないと言っていた。彼は僕に対して大きな信頼を示してくれているし、トップチームに押し上げることを望んでいる。間違いなくハードだよ。僕たちの3トップはアメイジングな選手たちだからね。難しいけど、進んでいかないといけない」

世代別代表で証明してきたように、ブリュースターの得点力は確かだ。ドルトムントのジェイドン・サンチョと同世代であるだけに、すでにサンチョがイングランドのA代表でプレイしていることに焦りを感じるかもしれない。しかし、今はじっと耐えて技を磨く時なのだろう。

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