リーガにダークホースは現れないのか ファンの9割超が“3強時代”継続を予想

今季もリーガの3強時代に変化は見られないのか photo/Getty Images

序盤は混戦の様相を呈しているが

昨季はバルセロナがリーガ・エスパニョーラを制したが、2019-20シーズンに同リーグで優勝するのはどのクラブか。今季はここ数年の間に同リーグで優勝争いを繰り広げてきたバルセロナ、レアル・マドリード、アトレティコ・マドリードすべてが快調な滑り出しを見せたとは言い難く、混戦の様相を呈している。2位には伏兵グラナダが食らいついてきている状況だ。今季はスペインで異変が起きていると言って差し支えないだろう。

リーガで最後にこの3強以外が優勝を成し遂げたのは2003-04シーズンのバレンシアまで遡らなければならないが、今季はようやくチャンスが巡ってきたか。グラナダだけでなく、他の3強以外もまだ首位は射程圏内。歴史が動く可能性は十分にある。

しかし、現地ファンのほとんどは結局今季も3強のいずれかが優勝を手にすると考えているようだ。スペイン『MARCA』は優勝予想のアンケートを実施しているが、最多の票を獲得したのはバルセロナ(得票率41%)だ。2位はレアル(40%)、3位はアトレティコ(14%)となっており、3チームの得票率を合わせると実に95%となる。3強以外に票を投じたのは、全体のわずか5%の人々だ。
それほどまでに3強と他クラブの間には実力差があるか。しかし、予兆がありつつもそれを誰もが予想していなかった際に時代は動く。今季、スペインサッカー界で革命が巻き起こる可能性はまだ排除しきれないだろう。

●最新情報をtwitterで見よう!

twitterアカウント
https://twitter.com/theWORLD_JPN/

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ