1位は今やバロンドール候補 黄金期セルティックで“最高の選手”は誰だ

2013年から2015年までセルティックに在籍していたファン・ダイク photo/Getty Images

英紙がランキング形式で選出

スコットランドのスコティッシュ・プレミアリーグに所属するセルティック。かつて元日本代表MF中村俊輔が所属したこともあり、日本でも有名な同クラブは国内で毎年のように優勝を争う名門だ。特に近年は、国内最大のライバルだったレンジャーズがトップディビジョンから姿を消した時期があったため、リーグ8連覇を達成しておりスコットランドにおいて押しも押されもせぬ絶対的王者に君臨している。

そんな黄金時代を築き上げているセルティック。ではこの栄光の時代を築き上げることに尽力した選手の中で最高は誰なのか。英『DAILY STAR』はランキング形式でベストプレイヤーを選出している。

5位 リー・グリフィス(FW/2014年〜/在籍中)


まずは5位に入ったのは2014年にウォルバーハンプトンから加入し、現在もセルティックでプレイを続けているグリフィスだ。センターフォワードを主戦場とする選手で、加入以降に記録した107ゴールはクラブ歴代トップの得点数。2015-16シーズンには驚異のシーズン公式戦40ゴールを記録している。

4位 ビクター・ワニャマ(MF/2013年〜2016年/現トッテナム)


4位は現在トッテナムでプレイするワニャマ。今でこそ苦境に立たされている彼だが、セルティック時代には中盤の支配者として獅子奮迅の活躍を見せた。ワニャマ本人もグラスゴーでは最高の時間を過ごしたと思っているようで、2017年には古巣のことを「セルティックは至高。アンビリーバブルな雰囲気で、あんなのはお目にかかったことないよ」と絶賛している。

3位 トム・ロギッチ(MF/2013年〜/在籍中)


現在も在籍している選手の中で最高の順位を獲得したのは、今年開催されたアジアカップでもオーストラリア代表に選出されていたロギッチだ。主にトップ下を務める選手で、これまでクラブ通算36ゴール30アシストを記録している。この記録でトップ3入りは少々意外かもしれないが、彼はわずか40万ポンド(約5600万円)程度の移籍金でセルティックに加入した選手。同メディアはコストパフォーマンスの良さも加味して、ロギッチを3位に選んだようだ。

2位 ムサ・デンベレ(FW/2016年〜2018年/現リヨン)


惜しくも2位となったのは、現在リヨンに所属するデンベレ。セルティックには2シーズン在籍したのみだが、加入初年度の2016-17シーズンには公式戦32ゴールを挙げ、短い時間でファンのハートをガッチリと掴んだ。今ではマンチェスター・ユナイテッドなどからも関心を寄せられる存在となっている。

1位 フィルジル・ファン・ダイク(DF/2013年〜2015年/現リヴァプール)


そして、近年のセルティックにおいて最高の選手に選ばれたのは現在リヴァプールに所属するファン・ダイクだ。現在、「世界最高DF」との呼び声も高いファン・ダイクはセルティック時代にもハイレベルなパフォーマンスを披露。在籍2年間で公式戦115試合に出場しチームの最終ラインを支えた。攻撃面でも多大な貢献を果たし、15ゴール7アシストを記録している。彼はスコットランド時代からスーパーDFだったようだ。

やはりスコットランドのクラブと言えど、強いチームには良い選手がいるということなのだろう。優秀な選手を数多く発掘しているセルティック。現在所属している選手の中にもブレイク寸前の“金の卵”がまだまだいるかもしれない。

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