今季も大活躍だがまだ足りないのか アーセナルのエースにOBが注文つける

今季も得点を量産するオバメヤンだが…… photo/Getty Images

「後半はスイッチが切れた」

アーセナルの攻撃陣を牽引するFWピエール・エメリク・オバメヤン。近年なかなかチャンピオンズリーグに出場できていないチームの中でも、彼は得点を積み重ね続けている。今季も開幕から好調を維持し公式戦10試合の出場で8得点を記録。守備陣に不安が残るアーセナルが今も3位に位置しているのは彼の奮闘によるところが大きいのは間違いない。

ところが、エースの前節でのパフォーマンスに満足していないと語るクラブOBがいる。マーティン・キーオン氏だ。英『Daily Mirror』によると、同氏はオバメヤンのボーンマス戦における後半戦のパフォーマンスが物足りなかったと、次のように語っている。

「アーセナルにとっては困難な試合だった。ただ、プレイは称賛に値する。彼らは本当にうまくプレッシャーをかけたね。強烈なプレイ……それはすべてのチームが求めているものだ。ボールを保持している時間以外でも奮闘していたね。そういった観点から見ると、非常にうまく試合を始めていたと思う。だけど、後半はスイッチが切れたように見えたかな。特にオバメヤン。いつもゴールを決めているだけにね……。彼はもっと頑張る必要がある。タフな仕事であるのはわかっているさ。でも、彼は相手に不用意なスペースを与えすぎていた」
試合開始直後から惜しいシュートを放ったオバメヤンだが、たしかに後半は消えている時間が長かった。キーオン氏は得点が難しいのなら、もう少し守備を頑張ってほしかったと考えているようだ。

とはいえ長いシーズンを戦うのなら、こういった試合は今後も何試合か出てくることだろう。エースばかりに負担はかけられない。オバメヤンが責任を感じすぎないようにするため、他の選手の奮闘にも期待したいところだ。

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