[MIXゾーン]J屈指の“点取り屋”興梠が意識していることとは 期待の後輩へ愛のあるムチも

清水戦で貴重な同点ゴールを決めた興梠 photo/Getty Images

「工夫ひとつで点は取れる」

6日に明治安田生命J1リーグ第28節が行われ、浦和レッズと清水エスパルスが激突。先制したのはアウェイの清水だったが、ホームの声援を後押しに浦和が2点を奪い返し、2-1逆転勝利を収めている。この結果、浦和は10位まで順位を押し上げた一方で、清水は11位に後退した。

この一戦で、キャプテンマークを巻いて浦和のスタメンに名を連ねたFW興梠慎三。アウェイで行われた今季前半戦でもゴールを奪うなど、同選手にとって清水は得意な相手だが、この試合でもチームの窮地を救う。1点ビハインドで迎えた前半アディショナルタイムに、MF橋岡大輝の右クロスをうまく相手DFの前に走り込んで頭で合わせ、貴重な同点ゴールを決めたのだ。

得意の形でゴールを奪った興梠は清水戦後、得点シーンや試合を次のように振り返っている。

「(走り込んだのは)なんとなく、橋岡のクロスがニアで絶対に弾かれるなと思ったので。(笑) (清水戦でたくさん点を取れているのも)本当にたまたまだと思うし……。でも、先制点を取られて非常に苦しい戦いだったけど、2点目を取られなかったことが大きかった。昨日の試合で(16位の)鳥栖も勝って、ポイントも縮まって非常に厳しい状況だった。今日の試合は絶対に勝たないといけなかったので、選手全員気持ちを入れて入りましたし、それが結果に繋がってよかったなと思います」

8年連続で二桁得点を達成するなど、Jリーグ屈指の点取り屋となっている興梠だが、冗談交えつつ自身のゴールを謙遜した。ただ、クロスからゴールを狙う際に常に意識していることがあるという。

「身長がない分、工夫はしなきゃいけないので、相手の前に入ることが重要だと思う。センターバックと同時に競り合ったら勝てないので、工夫するようにはしています。ゴール前は工夫すれば、工夫ひとつで点は取れると思うので、自分の持ち味をゴールを決める中で出せていけたらいいかなと思います」

また、この試合で自身のゴールをアシストした期待の若手である橋岡についても言及。愛のあるムチで、後輩のさらなる成長を願った。

「まだまだですよ。ビシバシ鍛えたいと思います。(足りない点は)全てですね。まだまだ認めないです。(笑) 関根(貴大)にも最初から辛口で言っていたので、アイツが若いときも『全然ダメだ!』って言ってきたので、それと被るようなところはありますね。ただ若いし、出るにつれてどんどん良くなってこないといけないので、ここで『お前よくなったな』と言うよりかは『まだまだだな』と言ったほうが成長すると思う。今日は1得点1アシストして天狗にさせておけばいいんじゃないですかね。(笑)」

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