移籍後初ゴールの堂安律に、“元オランダ代表の主将”がべた惚れ

移籍後初ゴールをチームメイトに祝福された堂安律 photo/Getty Images 

「堂安は非常に優れたサッカー選手」

今夏にオランダのフローニンヘンから同国の強豪PSVへ移籍したFW堂安律。現地時間29日に行われたエールディヴィジ第8節(ズヴォレ戦)の51分に投入されると、PSVが2-0とリードして迎えた72分に敵陣ペナルティエリア内で絶妙なコントロールショットを放ち、勝利を手繰り寄せる追加点を挙げた。PSVはその後MFエリック・グティエレスのゴールで1点を加え、4-0でズヴォレに勝利している。

EURO2012でオランダ代表の主将を務め、現在PSVを率いているマルク・ファン・ボメル監督は同試合終了後の会見で堂安について言及。自軍の攻撃にアクセントを加えた同選手を称えている。オランダメディア『Voetbalprimeur』が伝えた。

「堂安は非常に優れたサッカー選手であり、周りの選手のプレイの質をも引き上げてくれる存在さ。彼は落ち着いているし、信頼できる。彼がどんなプレイをしているか(しようとしているか)はみんなが知っていると思うけど、(知っていても)彼からボールを奪うことはできないだろうね。なぜなら彼はとてもスマートなプレイヤーだからさ」
ズヴォレ戦では持ち前の鋭いカットインで相手DFの脅威となっていたほか、サイドチェンジのパスを繰り出して局面を打開する場面も見受けられるなど、途中出場でありながらインパクトを残した堂安。PSVに加わって以降、リーグ戦での先発が1試合に留まっている同選手だが、今後も指揮官より寄せられている信頼に応え、レギュラーの座を掴み取ることができるだろうか。

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