昨季限りで21年にわたる選手生活に終止符を打ち、今季からアル・サッドの指揮官に就任したシャビ・エルナンデス氏。かつて鮮やかなプレイでカンプ・ノウのファンを魅了した彼は今後、どんな指導者キャリアを形成していくのだろうか。バルセロナの監督を務める彼の姿を見てみたい人も多いことだろう。
本人も将来的には古巣へ帰還したい気持ちを持っているようだ。『Sky Sports』のインタビューに対して、同氏は「隠す気はない。私の目標はヨーロッパに戻り、バルサに復帰することだ。今後のチャレンジだね。でも、私はまだ監督業を学んでいる途中だ。今はそれを楽しんでいるよ」と語っている。しかし、シャビ氏の目には他にも魅力的に映る行き先があるという。レジェンドは続けて次のように語った。
「バルサに戻ることは僕の目標。ただ、プレミアリーグが嫌いな人なんているかい? フットボールの雰囲気、満員のスタジアム。そこでプレイする選手はみんな、それが並外れていると言うんだ。選択する必要があるのなら、私はマンチェスター・シティやマンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、アーセナル、トッテナムといったビッグクラブを選ぶよ。(ユルゲン・)クロップや(マウリシオ・)ポチェッティーノ、ウナイ・エメリなど、プレミアへ行った多くの監督がそこで素晴らしい仕事をしている」
どうやら、同氏はリヴァプールを除いたプレミア“ビッグ6”での仕事にも興味がある様子。成功者としてクロップ監督の名を挙げながらもリヴァプールを外したのは、何か意図あってのことか。もしかすると、同クラブの哲学が自身のスタイルに合わないと判断したのかもしれない。
その後はバルサ時代に共闘したジョゼップ・グアルディオラ監督へのリスペクトも語ったシャビ氏。はたして将来、彼がプレミアのチームを率いる時はやってくるのか。まずはカタールで圧倒的な結果を残したいところだ。
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