ペップが期待を寄せる18歳は何者か 英メディアが紹介する“強み”と“弱み”

CBの代役代役候補としてグアルディオラ監督が名前を挙げたガルシア photo/Getty Images

バルサカンテラ出身の俊英DF

昨季限りでヴァンサン・コンパニが退団したことにより、今季センターバックを本職とする主力選手がアイメリック・ラポルテ、ジョン・ストーンズ、ニコラス・オタメンディの3名のみとなっていたマンチェスター・シティ。そんな中、31日に行われたプレミアリーグ第4節ブライトン戦でラポルテが負傷。怪我から復帰したばかりのストーンズもチャンピオンズリーグ・シャフタール戦前のトレーニング中に筋肉を痛め5週間程度の離脱を余儀なくされてしまった。残っているのは当初バックアッパーとみなされていたオタメンディのみ。マンCはリーグ戦開幕から5試合で、早くも困難な状況に陥っている。

この状況を受けてジョゼップ・グアルディオラ監督は先日、MFフェルナンジーニョと17歳のテイラー・ハーウッド・ベリスや18歳のエリック・ガルシアに期待すると発言した。そんな中、英『FourFourTwo』はこの3人の内でもガルシアに期待を寄せている。

同メディアがまず注目したのは彼のパスセンス。トップチームでのデビュー戦となった昨季のリーグ杯準々決勝・レスター戦でこの18歳はパス成功率91%を記録している。バルセロナの下部組織出身者らしいパス能力を持つガルシアは、グアルディオラ監督の戦術にすぐマッチするだろうと同メディアは睨んでいるのだ。スペイン人だが、流暢な英語を話す点もコミュニケーション面でプラス要素と言える。
一方で、同メディアはガルシアの弱点についても言及。それはサイズだ。彼の身長は182cm。確かにセンターバックとしてやや物足りない。オタメンディも183cmということを考えると、彼らを同時起用すれば空中戦に大きなディスアドバンテージを抱えてしまうことになる。元からセットプレイに弱みを持つマンCにとっては少々起用しづらいか。

とはいえ、ガルシアは試合に出場できるだけのポテンシャルを備えている。彼の成長を促す意味でもスタメン起用はアリなのではないだろうか。

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