これぞ「究極のイレブン」 米メディアが選ぶドリームチームが話題

もちろん、メッシも「究極のイレブン」に選ばれた photo/Getty Images

ベンチにもたくさんの実力者が

近年、移籍金の高騰で選手を補強するのも一苦労なサッカー界。かつて“銀河系軍団”と言われたレアル・マドリードのような世界各国のスパースターたちが顔を揃えるドリームチームを作るのは、今ではほぼ不可能かもしれない。ただ、机上でそんなドリームチームを作るのは自由だ。アメリカの大手スポーツメディア『ESPN』が「究極のイレブン」と題し、現役選手の中からドリームチームを作成し、話題となっている。

『ESPN』によると、同メディアで活躍するジャーナリストたちに「お金に関係なく、もし究極のチームを作るとしたら、どの11名と契約しますか?」という質問を投げかけたとのこと。「同一クラブから選ぶのは2名まで」、「基本フォーメーションはトップクラブの多くが使用している[4-3-3]」など、いくつかのルールはあったものの、「究極のイレブン」を選出したという。

GKは、欧州屈指の堅守を誇るアトレティコ・マドリードで、ここ数シーズン安定したパフォーマンスを常に発揮している名手ヤン・オブラク。そしてDFは、右からジョシュア・キミッヒ(バイエルン)、フィルジル・ファン・ダイク(リヴァプール)、カリドゥ・クリバリ(ナポリ)、アンドリュー・ロバートソン(リヴァプール)が並ぶ。
そして中盤を支えるのは、ドリームチームでも心臓となるであろうケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)を筆頭に、エンゴロ・カンテ(チェルシー)とフレンキー・デ・ヨング(バルセロナ)の3枚。ツーボランチにして守備に安定感をもたらすのもよし、カンテをアンカーにして攻撃的な逆三角形の布陣にしてもよしのメンバーだ。

ここまででも世界を代表する選手たちが揃っているが、やはり最も豪華なのはアタッカー陣か。長きにわたりサッカー界を牽引し、バロンドールの最多受賞を誇るリオネル・メッシ(バルセロナ)とクリスティアーノ・ロナウド(ユヴェントス)に加えて、今最も勢いに乗っているであろう若手のキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン)が名を連ねた。うまさ、強さ、速さの3枚看板でゴールを狙う。

また、「究極のイレブン」には選ばれなかったものの、他に名前が挙がった選手からベンチメンバーも選出。スペイン代表でセンターバック・コンビを組んできたセルヒオ・ラモス(レアル・マドリード)とジェラール・ピケ(バルセロナ)、2019年の最優秀GKといっても過言ではないアリソン・ベッカー(リヴァプール)、プレミアリーグ王者で最も必要不可欠な存在とも言えるベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ)ら実力者が控えている。

『ESPN』のジャーナリスト陣が選んだ「究極イレブン」は以下の通り

[4-3-3]
GK:ヤン・オブラク(アトレティコ・マドリード/スロベニア)
RSB:ジョシュア・キミッヒ(バイエルン・ミュンヘン/ドイツ)
CB:フィルジル・ファン・ダイク(リヴァプール/オランダ)
CB:カリドゥ・クリバリ(ナポリ/セネガル)
LSB:アンドリュー・ロバートソン(リヴァプール/スコットランド)
MF:ケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ/ベルギー)
MF:エンゴロ・カンテ(チェルシー/フランス)
MF:フレンキー・デ・ヨング(バルセロナ/オランダ)
FW:リオネル・メッシ(バルセロナ/アルゼンチン)
FW:キリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン/フランス)
FW:クリスティアーノ・ロナウド(ユヴェントス/ポルトガル)

ベンチメンバー
GK:アリソン・ベッカー(リヴァプール/ブラジル)
RSB:トレント・アレクサンダー・アーノルド(リヴァプール/イングランド)
CB:セルヒオ・ラモス(レアル・マドリード/スペイン)
CB:ジェラール・ピケ(バルセロナ/スペイン)
LSB:ジョルディ・アルバ(バルセロナ/スペイン)
MF:ベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ/ポルトガル)
FW:エデン・アザール(レアル・マドリード/ベルギー)
FW:モハメド・サラー(リヴァプール/エジプト)

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