現役引退のF・トーレスが万感スピーチ「自分がここに来た最初の日から……」

現役生活にピリオドを打ったF・トーレス photo/Getty Images

約18年間の現役生活に終止符

今夏限りでの現役引退を表明していたサガン鳥栖のFWフェルナンド・トーレスが、23日の明治安田生命J1リーグ第24節(ヴィッセル神戸戦)終了後にスピーチを行った。

同選手はサガン鳥栖のスタッフやチームメイト、及びサポーターへの感謝の言葉を述べたうえで、今後も同クラブをサポートしていく姿勢をスピーチのなかで示している。

「皆さん、こんばんは。様々なことに関して感謝の気持ちを贈りたいのですが、一つずつ気持ちを伝えていきたいと思います。まずは竹原(稔)社長。1年前マドリードに足を運んでくれ、私が日本でプレイするために多くの説得をしてくれ、本当に努力してくれました。社長をはじめとする皆さんがこのクラブに対して多くのパッションを持っているということ、そして将来にむけた大きなプランや夢を持っているということを、みんなには知ってもらいたいです」

「そして、チームメイトのみんな。自分がここに来た最初の日から大きな腕を広げて自分を迎え入れてくれて、たくさんのことを助けてくれて本当にありがとう。昨年は(J2へ)降格するかもしれないという本当に危ないところでも、どんなに辛い時でも前向きな態度やプロフェッショナルな姿勢をとり続けてくれました。本当に感謝しています。私はみんなから多くのことを学びました。そしてみんなも私から少しでも、一つでも良いから何かを学んでくれていたらと思っています。そしてまたこのクラブのために一緒に進んでいけたらと思っています」

「そして日本の皆さん、私たち家族を迎え入れてくれて本当にありがとうございました。(日本の)皆さんが持っている周りの人へのリスペクトの気持ちは、自分たちが生きていくうえでひとつの指標になります。必ずまたこの日本に戻ってきて、いろいろな場所を訪れたり、おいしいものを食べたり、またそういった時間を過ごしたいと思います」

「そして最後に、このスタジアムにいるサポーターの皆さん、そして残念ながらチケットを得ることができず、この場所にいることができなかった皆さんに、感謝の気持ちを伝えたいです。本当にありがとうございました。私にとって大切なものは家族であり、今この日本という国に偉大なる家族がいるということを、誇りに思って言いたいと思います。これからはこのクラブが少しずつ良くなるように、そしていつの日か皆さんがこの場所にチャンピオンクラブを持てるように社長とともに働いていきますし、今度はグラウンドの外から(クラブを)サポートして、みなさんに力を伝えていきたいです。本当に最後の最後まで、すべてのことにありがとう。これからもクラブとの関係を持ち、繋がりをもって進んでいきたいと思っています」

アトレティコ・マドリードやリヴァプール、及びチェルシーやミランといった欧州の名門クラブを渡り歩き、スペイン代表戦士としてもあまたのタイトルを手にしてきたフェルナンド・トーレス。昨シーズンのJ1リーグでは終盤の5試合で2ゴールを挙げるなど、同クラブのJ1残留に大きく貢献した同選手だが、今後どのような形で鳥栖をサポートしていくかに注目したいところだ。





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