混戦予想の優勝争い、7人の新指揮官 今季のブンデスリーガは特別な戦いだ

ライプツィヒを指揮するナーゲルスマン photo/Getty Images

注目ポイント多く

16日よりブンデスリーガの2019-20シーズンがスタートするが、今季のブンデスリーガはこれまでと一味違う戦いになるかもしれない。

ブンデスリーガ公式が注目ポイントをいくつか紹介しているが、まず何と言っても優勝争いだ。昨季もドルトムントが王者バイエルンを苦しめたが、ドルトムントは今夏にFWトルガン・アザール、MFユリアン・ブラント、DFニコ・シュルツらを積極補強。マッツ・フンメルスの復帰まで実現し、戦力は昨季以上だ。一方でバイエルンはアリエン・ロッベンとフランク・リベリがチームを去っており、今季は苦しいシーズンになるかもしれない。

また、昨季DFBポカール決勝にまで駒を進めたライプツィヒも忘れてはならない。優勝争いにどこまでついていけるかは分からないが、今季よりチームを指揮するのは若き戦術家ユリアン・ナーゲルスマンだ。不気味な存在となるはずで、バイエルンとドルトムントの争いに絡んでくる可能性も十分に考えられる。
もう1つの注目ポイントは、新指揮官たちの存在だ。前述したナーゲルスマンもそうだが、今季ブンデスリーガでは7クラブで監督交代があった。これは2009-10シーズン以来となる多さだという。

ヘルタ・ベルリンはU-23チームを指揮していたアンテ・コビッチが昇格し、ナーゲルスマンが抜けたホッフェンハイムはアルフレッド・スロイデルを招聘。ボルシアMGはザルツブルクからマルコ・ローズを引き抜き、シャルケの指揮官にはイングランドのハダースフィールド・タウンなどを指揮してきたデイビッド・ワグナーが就任。ヴォルフスブルクの指揮官はオリヴァー・グラスナーが務める。1部に昇格してきたケルンの指揮官には、今年5月にアヒム・バイエルロルツァーが就任すると発表されている。

指揮官交代が起これば、当然チームの色は変わってくる。いかに素早くチームを自分色に染めることができるのか、指揮官交代によって順位表が荒れるかもしれない。そこも注目ポイントの1つだ。

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