“世界最高級DF”にまだ改善点あり? 「満足していない部分では……」

リヴァプールのファン・ダイク photo/Getty Images

今季はより強力に

昨季はチームのチャンピオンズリーグ制覇に貢献し、世界でもトップクラスのセンターバックになったと評価されるリヴァプールDFフィルジル・ファン・ダイク。最終ラインを統率するリーダーシップ、1対1の読みの鋭さ、空中戦の強さ、キック精度など、センターバックとしてほとんど弱点が見当たらない理想的な選手なのは間違いない。

しかし、個人的には今季の戦いへ改善したい部分があると考えているようなのだ。英『BBC』によると、それはセットプレイでの貢献度だ。昨季はプレミアリーグで4得点、チャンピオンズリーグで2得点と十分すぎるほどの活躍を見せているのだが、もっと存在感を出したいと意気込んでいる。
「僕はリヴァプールに加わってから進歩した。昨季は良いレベルを保って多くのゲームに出場できたし、非常に満足している。満足していない部分だと、僕はもっと攻撃時のセットプレイで多くのことができるはずだ。より危険にね。簡単ではないけど、トライするよ」

ファン・ダイクは190cmを超えるサイズを誇っており、空中戦の強さも圧倒的だ。コーナーキック、フリーキックからもっと多くの得点を奪っていきたいとの考えなのだろう。守備的な相手をなかなか崩せない時や、チャンピオンズリーグの大一番などFW陣が苦戦する展開もあるはず。その時ファン・ダイクがセットプレイから強引にゴールをこじ開けることが出来ると大きい。得点力もあるセンターバックとの評価を確立できるのか、今季もファン・ダイクの戦いは続く。

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