国内3冠でもまだ足りない!? グアルディオラは勝利に飢える

2018-19シーズン、イングランド史上初の国内3冠を達成したグアルディオラ photo/Getty Images

「あらゆる試合に勝利したい」

2018-19シーズン、プレミアリーグでリヴァプールと熾烈な優勝争いを繰り広げたものの、最終的にイングランド史上初となる国内3冠を達成したマンチェスター・シティ。そのチームを率いるのがジョゼップ・グアルディオラ監督だ。

同監督はこれまで指揮官を務めたバルセロナやバイエルン・ミュンヘンでも数々のタイトルを手にしてきた名将。しかし、本人は決して現状に満足していない。英『Daily Mirror』によると、グアルディオラ監督はいまだマンCで獲得できていないチャンピオンズリーグも含め、これからもあらゆるタイトルを手にしたいと次のように語っている。

「(プレミアとCLは)両方とも素晴らしいトロフィーだ。プレミアは恒常的なもので、3日ごとに試合がある。ひとつひとつ勝利することでシーズンを通して幸せになれるんだ。もちろん、チャンピオンズリーグも重要なタイトルだね。毎シーズン、我々はあらゆるコンペティションと試合に勝利したい。最後に差が出るのは相手とのクオリティの違いだね」
「我々はひとつずつ段階的にチームを再分析し、再調整して前進する。最後にレベルを見極めて、最終的にタイトルに挑むことができるかを判断する。(マンCの)選手は賢いね。彼らは自分たちが素晴らしいスカッドであることを知っているんだ。そして、ポジションを勝ち取るために毎試合良いパフォーマンスを披露しなければいけないことを私から言う必要などない。これまで彼らは信じられないほどよくトレーニングしてきた。我々は正しい道を歩んでいるよ」

グアルディオラ監督は現在のチームに大きな満足感を得ているようだ。しかし、その中でも毎シーズン研究を重ね、新しい戦術を生み出す手腕は流石。マンネリ化によってチームを停滞させない工夫も、彼が名将と呼ばれる所以だ。

2018-19シーズンのCLはベスト8に終わったマンC。敗戦したのはリーグ戦で27ポイントも差をつけたトッテナムだっただけに、相当な悔しい思いがあるだろう。来季こそはこの悔しさをバネに主要タイトル4冠を狙いたいところだ。

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