アトレティコ・マドリードの絶対的リーダーとして長くチームを支えてきたDFディエゴ・ゴディンは、今夏にインテルへ向かうことを決意した。今でもウルグアイ代表の最終ライン統率を任されるなど実力は衰えていないが、なぜゴディンはインテルを選んだのか。
理由の1つは、インテルの野心だ。インテルは指揮官にアントニオ・コンテを招聘し、もう1度セリエAを支配することを望んでいる。アトレティコを離れると決断した時、このインテルの野心がゴディンの心を動かしたのだろう。
ゴディンはクラブ公式にて、「インテルを選んだのは偉大な歴史を持つクラブであり、大きなことを成し遂げようとする野心があったからだ。ピッチの中でも外でも全てを捧げるつもりだ。クラブはもう1度タイトルを獲得しようとしていて、欧州や世界でもインテルは大きなクラブだ。勝つためにインテルへ加わったんだ」とコメントしている。
また、インテルにはウルグアイ代表で同僚のMFマティアス・ベシーノがいる。ベシーノから色々な話を聞いたこともインテル入りを決断するポイントになったようだ。
「彼は街のことやチームの素晴らしい部分、特にクラブの目標について話してくれた」とゴディンは語っており、インテルはゴディンの願いを全て叶えられるクラブと言えよう。アトレティコを離れたとしてもタイトルを狙える強豪クラブで、野心があり、代表のチームメイトまでいる。インテルにとっても経験豊富なゴディンは貴重で、コンテもベテラン選手の扱いに長けている。ゴディンはタイトル獲得へ重要なキーマンとなるはずだ。
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