インテルへの移籍が目前に迫っているとされるマンチェスター・ユナイテッドのベルギー代表FWロメル・ルカク。今季は12月から就任したオーレ・グンナー・スールシャール監督の下で序列を落としたものの、彼がいまだに世界トップレベルのストライカーであることに疑いの余地はない。放出となればマンUにとっては少なからず痛手だ。ルカクを手放すのなら、それ相応の後釜を確保したいところだ。
では、いったい誰が候補となるのか。英『sportskeeda』は4名をマンUに推薦している。
・ピエール・エメリク・オバメヤン(アーセナル/30歳)
まずは今季のプレミアリーグ得点王。アーセナルは全力で彼の慰留に努めるだろうが、一瞬で相手を置き去りにするスピードは魅力的だ。ルカクはポストプレイでカウンターの起点になる選手だったが、オバメヤンは裏への抜け出しこそが最大の武器。カウンターを得意とする選手でも趣向を変えてみるのは面白いかもしれない。
・ティモ・ヴェルナー(ライプツィヒ/23歳)
ヴェルナーも爆発的なスピードを活かしてDFの裏を狙うFWだ。典型的なカウンターアタッカーで、パスの引き出し方は秀逸。もともとウインガーだったこともあり、ボール保持時にドリブル突破を図れる点も好材料だ。年齢もまだ23歳で長く柱として活躍してくれることだろう。それだけに人気銘柄だが、はたして。
・セバスティアン・ハラー(フランクフルト/25歳)
ルカ・ヨビッチ、アンテ・レビッチと形成したフランクフルトの強力3トップはブンデスリーガのチームを震え上がらせた。今季この25歳は公式戦41試合の出場で20ゴール12アシストをマーク。その得点能力の高さだけでなく、190cmの体格を活かしたポストプレイも魅力的だ。タイプが似ているだけに、ルカクの仕事をそのまま任せたいなら彼が第一候補となるだろう。
・ウィサム・ベン・イェデル(セビージャ/28歳)
最後はセビージャの点取り屋だ。170cmと小柄ながら巧みなボールコントロールと機敏な動き出しで違いを生む。左右両足での得点数がほぼ一緒という器用さも魅力の1つだ。今季は公式戦54試合の出場で30ゴール11アシストを記録している。中央でもサイドでもプレイ可能な彼は重宝することだろう。
はたして、この中で来季マンUの一員としてオールド・トラッフォードのピッチに立つ者はいるのか。いずれの選手も加入となれば、大きな戦力となることは間違いない。
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