元イタリア代表GKの先輩からアドバイス
今夏にパリ・サンジェルマンを離れるGKジャンルイジ・ブッフォンは、現役続行へ向けて新たなクラブを探している。FCポルト、セリエA復帰案など噂は様々で、41歳となってもブッフォンには何かと注目が集まる。
ブッフォンはユヴェントスで数多くのタイトルを獲得し、2006ドイツワールドカップではイタリア代表の守護神として頂点も経験した。長く世界最高のGKと呼ばれ、サッカー界を代表するレジェンドなのは間違いない。
伊『Gazzetta dello Sport』によると、かつてサンプドリアやインテルで活躍したGKジャンルカ・パリュウカ氏もブッフォンの実力を認めている。しかし、ベンチから試合を見守る状況のまま現役を退くのは避けてほしいそうで、早期の引退も検討するべきとの考えを示している。
「過去20年のベストGK?ブッフォンだよ。最も一貫性があり、完璧だった。それに彼は多くのタイトルを勝ち取った。ただ彼の友人として、素晴らしいキャリアを尊重することを勧める。キャリアを続けるのはリスクだ。ベンチから試合を見守るトッティのような最後は悲しい。私はリタイアを勧めるよ」
ブッフォンはパリ・サンジェルマンでもパフォーマンスに波があったと指摘され、全盛期を過ぎているのは間違いない。現役を続けることで名声に傷をつける可能性もあり、パリュウカ氏はそれを避けてほしいと考えているようだ。