リーグ月間MVPの喜田 F・マリノス内&“J1のMF中”トップの項目とは

正確なパスや力強い対人守備でF・マリノスの攻守を支えている喜田 photo/Getty Images

攻守両面で存在感示す

明治安田生命J1リーグのKONAMI月間MVP(5月度)に、横浜F・マリノスのMF喜田拓也が選ばれた。Jリーグの公式サイトが伝えている。

Jリーグ副理事長の原博実氏は同サイトを通じ、喜田の選出理由を説明。「喜田のボールのつなぎが横浜F・マリノスの攻撃のリズムを作っている。そして守備面でも喜田がまず相手の攻撃の芽を潰している。まさにF・マリノスの攻守の要」と同選手を称えた。

喜田の攻守両面における貢献度の高さはスタッツにも表れている。スポーツデータサイト『Sofa Score』の統計によると、同選手は今季のJ1リーグ14試合消化時点で計958本のパスを成功させており、そのうちの495本が自陣でのもの。自陣でのパス成功数は今季のJ1全18クラブのMF登録の選手中最多となっている。
また、同選手は今季の同リーグで81回のデュエル勝利数と、463本の敵陣におけるパス成功数を記録。いずれもチーム内トップの数値だ。

今季は2センターバックの間にポジションをとって的確にパスを散らす場面が目立つほか、積極的に敵陣へ入りパスワークやフィニッシュに絡むなど、ボックス・トゥ・ボックスのMFとして躍動している喜田。味方のボールロスト時には素早い寄せで相手の攻撃を幾度となく遅らせており、今やF・マリノスの攻守に欠かせない存在となっている。充実のシーズンを送っているこのF・マリノスの生え抜きプレイヤーが、同クラブを更なる高みへと導くのだろうか。

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