メッシ、ロナウド論争に新たな意見 元イタリア代表が自身の考え述べる

「メッシとロナウドどちらが上か」という問いはサッカー界における永遠のテーマだろう photo/Getty Images

リーダーシップを評価

クリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシの2人は、長らくサッカー界を支配してきた。「ロナウドとメッシどちらが上か」と問われれば、「どちらも最高」なんて答えがしばしば返ってくるほどに彼らを比較することは困難だ。

しかし、かつてイタリア代表やユヴェントスで活躍したアントニオ・カブリーニ氏はロナウドこそ世界最高だと信じて疑わない。同氏は両者のリーダーシップに差があると感じているようだ。

「サッカー界において、過去10年間は明らかにメッシとロナウドの対立に焦点が当てられてきた。私の個人的な意見だが、リーダーシップの観点からしてロナウドはメッシよりも優れているよ。ロナウドは長きにわたって、彼こそが真のリーダーだと証明してきた。ピッチの上だけにとどまらずね。メッシはそれに関してちょっと足りないかな」
カブリーニ氏がこのように語ったことを英『DAILY STAR』が伝えている。どうやらゲームキャプテンのような形式的なものではなく、実際にチームへ与える影響の部分を評価しているようだ。たしかにロナウドはプレイだけでなく、そのキャラクターも強烈。メッシもリーダーとして申し分ないが、チームメイトに与えるインパクトの強さではロナウドに軍配が上がるかもしれない。

カブリーニ氏はロナウド派のようだが、メッシも素晴らしい選手であることは間違いない。これからもこの2人に関しては、様々な意見が飛び交うことだろう。いつか、この論争に決着が着く日は来るのだろうか。

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