究極すぎる有言実行 トッテナムで奇跡起こすFWが”1年前”に語った野望

トッテナムのルーカス photo/Getty Images

1年後に実現したCLファイナル

これぞ究極の有言実行というものなのか。昨年2月にトッテナムFWルーカス・モウラが答えたインタビューが話題を呼んでいる。

ルーカスは昨年の1月にパリ・サンジェルマンからトッテナムに加わった選手だが、加入から約1ヶ月後のインタビューでチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げられると口にしていたのだ。当初は誰も信じていなかったはずだが、トッテナムは今季ファイナルまで駒を進めることに成功した。相手のリヴァプールもかなりの強敵だが、一発勝負なら何が起きても不思議はない。

「僕は25歳で、パリ・サンジェルマンで多くの経験を積んできたと思っている。トッテナムを助けられるはずだよ。トッテナムにはクオリティがあるし、シーズンの終わりにタイトルを獲れる。チャンピオンズリーグは1番難しいコンペティションだけど、僕たちが常にポジティブにハードワークを続ければ優勝するだけの力はあると思う」
英『The Guardian』によると、ルーカスは昨年2月にこう語っている。チャンピオンズリーグ優勝を狙えるとのコメントもそうだが、トッテナムを助けられるはずとのコメントもピタリと当たっている。準決勝2ndレグのアヤックス戦でハットトリックを記録したのはルーカスで、ルーカスがいなければトッテナムはベスト4で消えていただろう。ルーカスの獲得は大正解だった。

決勝は6月1日に行われるが、トッテナムは奇跡を起こせるのか。誰も信じていなかったシナリオが実現するかもしれない。

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