得点少なくてもチームへの貢献度大 湘南FW山﨑のスタッツが凄かった

5月4日の名古屋戦で今季のJ1リーグ初得点を挙げた山﨑(11番)。今後もゴールを量産できるか photo/Getty Images

安定感溢れるポストプレイ披露

昨年7月より湘南ベルマーレでプレイしているFW山﨑凌吾。今季のJ1リーグ11試合消化時点で1得点に留まっている同選手だが、チームへの貢献度は高いと言えるだろう。

スポーツデータサイト『Sofa Score』の統計によると、山﨑は今季の同リーグで50回の空中戦勝利数を記録。これはJ1全18クラブのフィールドプレイヤーのなかで、3番目に多い数値だ。なお、1位が名古屋グランパスのFWジョーの53回、2位が湘南のDFフレイレの51回であるため、山﨑は同リーグでプレイする日本人選手のなかで最多の空中戦勝利数を叩き出していることになる。

安定感溢れるポストプレイと巧みなフリーランニングで湘南の攻撃を牽引している山﨑。同クラブを率いる曺 貴裁監督も5月4日の名古屋グランパス戦(J1リーグ第10節)終了後に行われた公式会見で、「彼は周りを活かすか自分でいくかを瞬時に(判断)できる選手。彼は今日、今季初めて得点しましたけれど、チームの中であいつが外しているから試合に勝てないなんて思っているのは僕も含めて誰もいなかったですし、多分サポーターの方のなかにもいなかったのではないでしょうか。チーム(の攻撃)を加速できる選手ですし、彼にボールが入った時や彼がスペースに抜けた時に、その穴に全員が入って得点を奪うことができる」と、同選手の献身性を称えている。指揮官より絶大な信頼を寄せられている山﨑だが、今後ゴールを量産できるかに注目したいところだ。

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