インテル、昨季より今季の方がやれている? 自信をのぞかせたナインゴラン

インテルでも必要不可欠な存在となりつつあるナインゴラン photo/Getty Images

CL出場権獲得へ前進

13日に行われたセリエA第36節で、インテルはすでに降格が決まっている最下位のキエーヴォが対戦した。

39分にマッテオ・ポリターノの狙いすましたシュートで、先制に成功したホームのインテル。その後もボールを支配し、試合を優位に進めると、76分に相手が退場者を出す。数的にも優位となったインテルは、86分にこぼれ球に反応したイバン・ペリシッチが勝利を手繰り寄せる2点目のゴールを決め、2-0でキエーヴォを撃破。4試合ぶりの勝利を手にし、チャンピオンズリーグ出場権獲得へ大きく前進した。なお、5位ミランとの勝ち点差が「4」となっているため、次節で引き分け以上の結果を残すと、4位以内が確定する。

この一戦でフル出場を果たし、勝利に貢献したナインゴラン。試合後、伊『sky sport』のインタビューに応じると「オレたちの後ろにいる(CL出場権を争う)全てのクラブが勝利していたから、プレッシャーがかかっていたよ。キエーヴォも降格が決まっているが、インテル相手にやれることを証明しようとしていたし、これは普通のことだ。彼らはオレたちを苦しめたが、オレたちは勝たなければならなかった。美しさや醜さなんて問題ない。オレたちは3ポイントさえ手にすればいんだ」と語った。
CL出場権について「数字的に保障されるまでは、誰も何も言う子はできない」とコメントしつつ「来週にはナポリ戦も控えているしね。厳しい試合なるだろう。最終戦のエンポリ戦もそうだ。彼らも降格を回避するするために戦っているので、全員のモチベーションが高いに違いない」と明かしている。

さらに「オレは今、プレイし続けることができているし、怪我もなくて幸せだ。このまま次のシーズンに入れることを願っているよ」と述べたナインゴランは、インテルについても言及。「監督も含めて、俺たちは常に全力を注いでいる。批判もサッカーの一部かもしれないが、オレが思うに、現時点で昨季のインテルよりもやれている。うまくいけばもう一年チャンピオンズリーグに出場できるし、ファンも満足してくれるだろう」と話している。はたして、ナインゴランはインテルにCL出場権をもたらすことができるのか。

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