今季のアシスト数は驚異の11
26日にハダースフィールドと対戦したリヴァプールは、サディオ・マネやモハメド・サラーのゴールで5-0と快勝を収めた。マネやサラーの得点力は相変わらず見事だが、チャンスメイクで貢献している者も忘れてはならない。今回のゲームで輝きを放ったのは左サイドバックのアンドリュー・ロバートソンだ。
ロバートソンはこのゲームで2アシストを記録し、これで今季のリーグ戦アシスト数は11に到達。チェルシーのエデン・アザール(13アシスト)、トッテナムのクリスティアン・エリクセンとボーンマスのライアン・フレイザー(12アシスト)に次ぐ数字となっており、サイドバックとしてはトップだ。
また、この11アシストという数字はDFの選手としてはプレミアリーグ最多タイの記録だ。英『METRO』によると、過去にプレミアリーグで11アシストを記録したDFはエヴァートンのレイトン・ベインズ(2010-11シーズン)と、同じくエヴァートンで活躍したアンディ・ヒンチクリフ氏(1994-95シーズン)の2人のみ。残り2試合残っているため、ロバートソンがあと1つでもアシストを決めればプレミアリーグ記録を更新することになる。
ロバートソンといえばスコットランドのアマチュアクラブでプレイしていた経験を持つ苦労人で、その選手が今やプレミアトップクラスの左サイドバックと言われるまでになった。このアシスト記録はプレミアトップレベルの称号にふさわしいものだ。
リヴァプールの凄いところは右サイドバックのトレント・アレクサンダー・アーノルドも今季9アシストを記録していることで、サイドバックの2人だけで20のゴールを演出している。彼らが現プレミア最強のサイドバックコンビと言われるのも頷ける。彼らの積極果敢な攻め上がりと質の高いキックも今のリヴァプールに欠かせぬ強烈な武器なのだ。