大活躍もデ・ブライネはこんなもんじゃない!? 「昨季のレベルには達していない」

カーディフ戦で大活躍のデ・ブライネ photo/Getty Images

今季は怪我で出遅れる

マンチェスター・シティは現地時間3日に行われたプレミア第33節カーディフ戦に2-0と勝利し、首位に浮上した。この試合で誰よりも輝きを放っていたのはMFケビン・デ・ブライネだ。今季は怪我の影響で公式戦25試合の出場にとどまっているデ・ブライネだが、この日は前半6分に先制点を挙げる活躍を見せ、シーズン3度目となるフル出場を達成。復活をアピールした。

出場機会こそ少ないものの、試合に出ればインパクトを残すデ・ブライネ。しかし、本人は物足りなさを感じているようだ。英『Daily Mail』によると、彼は自身が昨季と同等のパフォーマンスを披露できていないと次のように語っている。

「昨季と今季の自分を比較するつもりはないよ。ぼくのシーズンは非常に長い。他の選手の倍ぐらいに感じるよ。ぼくは戻ってくるために何回か一生懸命努力しなければならなかった。おそらく、ぼくは昨年のレベルに達することはないだろう。でも大切なのは、ぼくのことではなく、最終的にチームがタイトルを獲得することだ。チームを引き上げることができるのなら、ぼくがどうするかは問題じゃない。ぼくはピッチに戻ってこようとした。そして今ではこの場所にいて、チームの勝利に貢献するために可能な限り早くベストな状態に戻れるようトライできるんだ」
デ・ブライネは昨季公式戦52試合に出場して12ゴール21アシストを記録している。対して今季は25試合の出場で5ゴール4アシスト。たしかに物足りない数字ではあるが、ここで焦ってしまってはまた怪我をしてしまう可能性も出てくるだろう。頼もしい男の帰還はシティにとって嬉しいニュースだが、彼が焦らずトップフォームに戻ることを願うばかりだ。

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