マンU、今夏こそセンターバックの補強を 運命はローマの結果次第?

ローマの守備を支えるマノラス photo/Getty Images

ローマがCL出場権を逃せば……

マンチェスター・ユナイテッドは今夏、ローマからギリシャ代表DFコスタス・マノラスの獲得を画策しているようだ。

近年、センターバックの補強を試みるマンU。ディエゴ・ゴディン(アトレティコ・マドリード)やジェローム・ボアテング(バイエルン・ミュンヘン)、トビー・アルデルヴァイレルト(トッテナム)といった欧州屈指のDFの獲得を目指してきたが、ことごとく失敗してきた。そして、今季は守備の不安定さが露呈し、17試合消化した時点で昨季の失点数を超える。今冬の補強が急務とされたが、新戦力の獲得は実現しなかった。

ジョゼ・モウリーニョを解任してオーレ・グンナー・スールシャールを暫定指揮官に招聘すると、チームは調子を取り戻し、チャンピオンズリーグ出場圏内を狙える位置まで浮上した(現在5位)。しかし、今後の結果に関わらず、今夏のセンターバック補強はマンUにとって必須事項といえよう。そんな中で白羽の矢が立ったのがマノラスだ。
以前から何度かマンU行きが噂されていたマノラス。今季セリエAで不調に陥っているローマの結果次第では、今夏に移籍が実現する可能性が高いようだ。英紙『Mirror』などが伝えている。同メディアらによると、マノラスの契約には、特別な解除条項が含まれているとのこと。ローマが来季のチャンピオンズリーグ出場権(セリエA4位以内)を逃した場合、3100万ポンド(約46億円)でチームを退団できるという。

ローマは現在、残り10試合となったセリエAで、4位ACミランと勝ち点差「4」の5位となっている。はたして、マンUはマノラスを獲得することができるのか。

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