ミランはオファーを拒否
後半戦に入ってからのミランは堅守を軸に結果を出しているが、それに大きく貢献しているのが若きDFリーダーのアレッシオ・ロマニョーリだ。ロマニョーリはすっかり安定感あるセンターバックとなり、守護神のジャンルイジ・ドンナルンマと合わせチームに欠かせぬ存在だ。
ただし、これほどの実力者を他クラブが放っておくはずはない。伊『Corriere dello Sport』は、少なくとも3クラブがロマニョーリ獲得へ動いていたと伝えている。動いたのはチェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、ユヴェントスの3クラブだ。
いずれも世界的な名門クラブだが、ミランはこの全てのオファーを断ったという。ロマニョーリは手放せないとの考えなのだろう。
とはいえ、まだ他クラブからの関心が終わったわけではない。カギを握るのは来季のチャンピオンズリーグ出場権だ。同メディアはそれを獲得できればロマニョーリがミランを離れる可能性は極めて低くなると考えているようで、ミランにとってはチャンピオンズリーグ出場権が絶対のミッションとなる。
現在リーグ戦では3位につけており、この順位をキープできれば問題ない。3月にはライバルのインテルとの直接対決も控えているが、チャンピオンズリーグの舞台に手は届くだろうか。