C・ロナウド、ハットトリックをお願い! アトレティコ撃破へ僅かな希望

レアル時代にヴォルフスブルクを3得点で撃破したロナウド photo/Getty Images

2015-16シーズンの再現を

チャンピオンズリーグ決勝トーナメントの1stレグで0-2の黒星スタート。2点のビハインドを2ndレグでひっくり返すのは至難の業だが、ユヴェントスにはFWクリスティアーノ・ロナウドがいる。

ユヴェントスは先日行われたアトレティコ・マドリードとの1stレグを0-2で落としてしまい、追い詰められた状態でホームでの2ndレグを迎える。ユヴェントスが勝つには最低でも2点奪ってのPK戦、スムーズに突破するには最低3点が必要だ。ここで期待するのはロナウドしかいない。

伊『TuttoSport』は、「0-2からの反撃?クリスティアーノはすでにそれをやったことがある」と伝えている。やったことがあるというのは、2015-16シーズンのチャンピオンズリーグ準々決勝ヴォルフスブルク戦のことを指している。あの時は今回と同じく敵地での1stレグを0-2で落とし、ホームで迎えた2ndレグでロナウドがハットトリックを決めて2試合合計3-2で準決勝進出を決めている。
1stレグで2点差をつけられた時点で敗退が決まったかのようなムードもあったが、ロナウドは見事にそれを跳ね除けてみせた。同メディアが期待しているのはその再現だ。

重要なのは早い時間帯に得点を奪うことだろう。当時のヴォルフスブルク戦でも前半20分までに2点を奪って追いついており、早い時間帯に得点を奪うことがチームの精神を落ち着かせることになる。ロナウドのハットトリックお願いと頼みたくなるシチュエーションだが、堅守を誇るアトレティコ相手にそれは可能なのか。ハットトリックはなくとも、ロナウドが爆発しない限り大逆転は難しいだろう。

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