セルヒオ・ラモスが“退場王”に 欧州5大リーグの不名誉な記録を更新

セルヒオ・ラモスにレッドカードを提示した主審 photo/Getty Images

キャリア通算25度目の退場

レアル・マドリードの主将を務めるスペイン代表DFセルヒオ・ラモスが、不名誉な記録を打ち立ててしまった。

17日に行われたリーガ・エスパニョーラ第24節で、ジローナをホームへ迎え入れたレアル。この一戦でスターティングメンバーに名を連ねたラモスは、64分にペナルティエリア内のハンドで1枚目のイエローカードをもらう。さらに終了間際の90分には、オーバーヘッドの際に蹴り上げた足が相手選手の顔面をかすめたため、危険行為とみなされ、2枚目が提示。主審から退場を言い渡された。なお、試合はカゼミロが先制点を奪い、前半をリードして折り返したレアルだが、後半に2失点し、1-2の逆転負けを喫している。

英『sky sports』などによると、ラモスはジローナ戦の退場で、キャリア通算25回目のレッドカードをもらったとのこと。そのうち、リーガ・エスパニョーラだけで20回の退場を言い渡されており、リーグ・アンで通算19回の退場を強いられたフランス人DFシリル・ロール氏の記録を更新し、欧州5大リーグにおいて史上最多の退場数だという。また、レアルの歴史を見ても、ラモスは次に退場数が多いフェルナンド・イエロ氏(12回)やグティ氏(10回)よりも倍以上の回数となっているようだ。欧州屈指のDFと呼ばれるセルヒオ・ラモスだが、「退場王」という不名誉な称号を獲得してしまった。

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