吉田麻也がいない間に…… セインツで若手DF奮闘「僕にとってチャンス」

サウサンプトンのスティーブンス photo/Getty Images

3バックの一角任される

吉田麻也が日本代表の一員としてアジアカップ2019を戦っている中、吉田が所属するサウサンプトンではレギュラーポジションを奪ってやろうと意気込んでいる選手がいる。吉田が離脱してから3バックの一角を任されているジャック・スティーブンスだ。

ラルフ・ハーゼンヒュットルが指揮官に就任して以降のサウサンプトンは3バックを使用しており、これまでは吉田、ヤニック・ヴェステルゴーア、ヤン・ベドナレクの3名がセンターバックを務めていた。吉田は印象的なパフォーマンスを見せていたが、日本代表に合流している現在は若いスティーブンスが代役を務めている。

地元紙『Daily Echo』によると、スティーブンスはアピールするチャンスだと燃えている。リーグ戦では12日のレスター・シティ戦からポジションを任されており、指揮官にインパクトを与えようと奮闘している。
「麻也が抜けてから最初の試合だったレスター戦は僕にとってチャンスだった。チーム内で存在感を出すチャンスだし、チーム全員が自分の価値を感じられるのは重要なことだ。レスター戦は素晴らしい結果だったし、個人的に良いスタートだった」

スティーブンスはこのように振り返っているが、レスター戦は2-1でサウサンプトンが勝利している。さらに今節もスティーブンスが先発出場してエヴァートンに2-1の勝利を収めており、サウサンプトンはハーゼンヒュットルの下で調子を上げている。吉田がアジアカップから戻った時、スティーブンスが厄介なライバルになっている可能性もあるだろう。

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