板倉がマンCのアンカーになる日はくるか 超えたい”同い年の天才MF”

マンCと契約した板倉滉 photo/Getty Images

同じ特徴持つ選手として比較されたのは……

マンチェスター・シティと契約し、そこからオランダのフローニンヘンにレンタル移籍をすることになった21歳のMF板倉滉は将来マンCの中盤の底を務める存在となるのだろうか。

タイミングの問題もあるだろうが、英『The Sun』はマンCが以前から注目していたアヤックスMFフレンキー・デ・ヨングの獲得が難しくなったことに触れている。デ・ヨングは今欧州サッカー界で最も注目されている若手MFで、中盤を本職としながらもセンターバックを担当することも可能な選手だ。ジョゼップ・グアルディオラ率いるマンCが注目するだけあって、足下の技術はすこぶる高い。

同メディアは、デ・ヨングの獲得が難しくなったと同時に板倉の獲得を発表したことを取り上げており、デ・ヨングと同じ役割をこなす存在と板倉を紹介している。
「センターバックでもプレイできる板倉の獲得は、グアルディオラが守備的MFデ・ヨング獲得が難しいとの話題の後に浮上した。板倉のようにデ・ヨングも守備的MFとセンターバックを担当でき、グアルディオラはフェルナンジーニョの代役として興味を示していた」

現在デ・ヨング獲得に近いのはパリ・サンジェルマンと言われており、グアルディオラは守備的MFのメインターゲットを逃すことになる。その代役になれるかは分からないが、板倉は将来的にフェルナンジーニョのポジションを引き継げる可能性を秘めている。フェルナンジーニョの後継者問題はマンCが解決しなければならないものだ。

デ・ヨングと板倉は同じ21歳で、現時点での評価に差はあれど板倉もフローニンヘンでブレイクすればプレミアリーグでプレイできるかもしれない。守備的MFとセンターバックの両方を担当できる能力は非常に貴重で、グアルディオラの指導を受ける日がくることに期待だ。

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