アジアカップの優勝候補、ダークホースはどこだ!? 日本の評価は……

優勝を目指す日本代表 photo/Getty Images

日本の実力はトップレベル

いよいよ今月5日からアジアカップ2019がスタートするが、優勝候補はどこになるのだろうか。『FOX Sports Asia』が特集しているが、まず真っ先に名前を挙げられたのが日本代表だ。

何より日本はロシアワールドカップでアジア勢唯一のベスト16入りを決めたチームであり、常にアジアをリードする存在だ。本田圭佑、長谷部誠、香川真司、乾貴士などワールドカップから数名の変更はあるものの、それでも同メディアの評価は高い。テクニックに加えてフィジカルもあると評価されており、中島翔哉、南野拓実、堂安律の新攻撃トリオが注目されている。森保監督の若手招集が正しかったことを証明する場が今回のアジアカップになるのではないかと考えられているのだ。

それに続いて紹介されたのはイラン代表だ。イランは惜しくもロシアワールドカップでベスト16行きを逃したが、グループステージで同居したポルトガル代表、スペイン代表相手にも善戦するだけの力を持っている。何より守備が堅く、同メディアは今大会でも対戦相手をイライラさせる存在になると見ている。
その次は韓国代表だ。何と言っても現アジア最高の選手とも言われるトッテナムFWソン・フンミンを抱えていることが大きく、決定力は群を抜いている。韓国代表の戦いになると少しソン・フンミンがおとなしくなるのは気がかりだが、エースが万全の状態ならアジアのどのチームでも倒す実力を秘めている。

最後は前回王者オーストラリア代表だ。とはいえ、それほど評判は高くない。オーストラリアも世代交代の時期にあり、今までの強さを維持できているかは微妙なところだ。前回王者だからと警戒しすぎる必要はないだろう。

ダークホースとして警戒されるのは前回大会4位に入っているイラク代表、2022年の自国開催ワールドカップへ向けて着々と実力をつけているカタール代表、元日本代表監督アルベルト・ザッケローニが指揮を執るホスト国UAE代表、ロシアワールドカップにも出場したサウジアラビア代表の4チームだ。

中でも気になるのはカタールか。親善試合ではスイス代表を撃破したり、アイスランド代表と引き分けるなどロシアワールドカップに出場したチーム相手にも結果を出している。同メディアも若い選手が育っていると評価しており、2022年大会へモチベーションも相当なものがあるはず。厄介な相手となりそうだ。

日本の目標は優勝のみで、実力的にも優勝候補筆頭と言っていいだろう。カタールやイラクといったダークホースからライバルの韓国など油断はできないが、アジアでは無双してほしいところだ。

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