ポグバ、ルカクは復活するか モウリーニョ解任で好転しそうな”4選手”

マンU指揮官を解任されたモウリーニョとポグバ photo/Getty Images

状況は変わるか

ジョゼ・モウリーニョの指揮したマンチェスター・ユナイテッドでは、多くの選手がモウリーニョと衝突してきた。ワールドクラスの選手と評価されながら、チームスタイルの問題などから満足な活躍ができなかったケースも目立った。他の指揮官の下であれば輝きを放てる選手もいるだろう。そこで英『Daily Mirror』は、指揮官が代わることによって恩恵を受ける選手を数名紹介している。

まず真っ先に名前が挙がったのはMFポール・ポグバだ。最近ではベンチを温める機会も多く、マンU退団の噂も頻繁に挙がっていた。しかしポグバの能力は今夏のロシアワールドカップでも証明されており、あとは指揮官がどう活かすかの問題だ。それこそ将来的にジネディーヌ・ジダンがマンUで指揮を執ればポグバの状況は大きく好転するかもしれない。

2人目はアレクシス・サンチェスだ。サンチェスに関してはモウリーニョにのみ責任があるわけではないだろうが、アーセナルからやってきたチリ代表アタッカーは全く期待に応えていない。アーセナル時代のように攻撃的なサッカーをすれば再び輝きを放てるのだろうか。こちらはポグバより難しい問題かもしれない。
3人目はロメル・ルカクだ。ルカクは得点数が少ないと批判を浴びているが、これもチームスタイルの影響が大きい。1-3で敗れた先日のリヴァプール戦でも前線で孤立するルカクをDFフィルジル・ファン・ダイクが徹底的に潰しており、あの状況で得点を奪うのは難しいだろう。攻撃的なスタイルでチャンスを増やすことができれば得点数も増えるはずだ。

4人目にはやや意外な選出だが、17歳のFWメイソン・グリーンウッドが選ばれている。クラブのU-18、U-23チームなどでプレイしているメイソン・グリーンウッドは、先日もU-18チェルシー相手にハットトリックを決めるなどポテンシャルが評価されている若手アタッカーだ。イングランドの世代別代表にも選ばれており、新黄金世代の1人だ。同メディアはルイ・ファン・ハールがマーカス・ラッシュフォードを抜擢したように、新指揮官がグリーンウッドにチャンスを与えてくれることに期待している。


モウリーニョの解任でマンUはどう変わっていくのだろうか。いずれにしてもアレックス・ファーガソン氏が指揮していた頃の王者の風格を取り戻すのはかなり難しいだろう。まずは既存戦力の能力を最大限に引き出すことから始めたいところだが、ポグバやルカクは輝きを取り戻すか。

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