長友、体調万全アピールも「風邪」が命取り? 指揮官は復帰へ慎重な姿勢

肺気胸で戦線離脱を余儀なくされていた長友。CLで復帰なるか photo/Getty Images

CLで1ヶ月ぶりの実戦復帰なるか

日本代表DF長友佑都が所属するガラタサライは28日、チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第5節で、ロコモティフ・モスクワとアウェイで対戦する。試合に先立って行われた記者会見に、長友とチームの指揮官を務めるファティ・テリム監督が出席し、意気込みなどを明かした。

10月24日に行われたCLのグループステージ第4節でスタメンに名を連ねるも、試合終盤に負傷交代を余儀なくされた長友。その後の検査で肺気胸と診断され、手術を行った。その影響で、シャルケ戦を最後にピッチから遠ざかっていた。しかし、今月23日のスュペル・リグ第13節コンヤスポル戦で1ヶ月ぶりのベンチ入り。出場機会はなかったが、復帰へ向けて着実に前進している。

そんな実戦復帰が期待される長友が記者会見でインタビューに応じると、「シャルケ戦後、僕は重大な問題を抱え、ドクターたちがすぐに病院へ行くように言ってきた。彼らやチームメイトには感謝している。治療中もひとりにしないで、励ましてくれたからね。でも今は非常に良い状態だよ。3バック、または4バックに入ってプレイしても、何も問題ないと思う」とコメントし、万全の状態であることをアピールした。トルコ紙『Milliyet』などが伝えている。
ただ一方で、テリム監督は長友の復帰に関して慎重な姿勢を見せている。「モスクワで行われたこれまでの2試合の天気は良好だったが、我々の試合は非常に寒く、残念ながらピッチには雪が積もっている」と述べた上で「長友も含めて、出場する選手は明日決めるつもりだ。長友は今日の練習では大丈夫だったが、明日はどうなるかわからない。ドクターが私に『(長友は)風邪に要注意だ』と言ってきたよ。なので、私は彼のために慎重に行動するつもりだ」と明かした。はたして、長友はL・モスクワ戦で復帰を果たすこととなるのか。指揮官の采配に注目だ。

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