リヴァプール、PSG、トッテナムも危険! CL第5節注目すべき3カード

レッドスターがリヴァプール撃破するミラクルも photo/Getty Images

グループステージはいよいよ終盤戦

チャンピオンズリーグ・グループステージも残すところ2節となった。ここまでくれば結果が見えてきているグループも少なくないが、次の第5節ではどのカードを見るべきなのか。スペイン『MARCA』がいくつかのゲームに注目している。

・トッテナムVSインテル(グループB第5節)



バルセロナ、PSVも同居するグループBは死の組の1つとなっていたが、最初に勝ち抜けを決めたのはバルセロナだった。これは予想の範囲内だろう。問題はトッテナムとインテルによる2位争いだ。トッテナムはハリー・ケインの劇的弾で第4節のPSV戦を制し、何とか望みを繋いだ。ホームで迎える第5節でインテルを撃破すれば両チームの勝ち点は7で並ぶことになる。最終節はカンプ・ノウでのバルセロナ戦とやや厳しいが、まずはインテルとの直接対決だ。

・パリ・サンジェルマンVSリヴァプール(グループC第5節)



大混戦なのはグループCだ。ナポリ、レッドスター・ベオグラードが同居するこのグループも死の組の1つだが、レッドスターの健闘で想像以上の混戦になっている。第4節終了時点では勝ち点6でナポリが首位、同じく勝ち点6でリヴァプールが2位、勝ち点5でパリ・サンジェルマンが3位、レッドスターが勝ち点4で最下位だ。

予想外だったのは、リヴァプールが第4節でレッドスターに0-2で敗れてしまったことだ。本来であればここで確実に勝ち点3を稼ぎ、勝ち点を9に伸ばしてアウェイ・PSG戦を迎える予定だった。そうなれば引き分けでも上に進めたが、レッドスターに敗れたことで話は変わってきた。仮にPSG戦で敗れてしまえば、2位から転落してしまう。PSGとしては絶好のチャンスで、この直接対決は3-2の打ち合いとなった第1節同様に盛り上がること間違いなしだ。

・ユヴェントスVSバレンシア(グループH第5節)



上記2試合に比べれば実力差がはっきりしているゲームと言えよう。しかし、バレンシアがどこまで意地を見せられるかに注目するのも面白い。グループHはユヴェントスが勝ち点9で首位、マンチェスター・ユナイテッドが勝ち点7で2位、バレンシアが勝ち点5で3位、ヤングボーイズが勝ち点1で4位となっている。

サプライズが起きたのは第4節のユヴェントス対マンUの一戦で、ユヴェントスが本拠地で1-2と敗れたのだ。マンUは終盤に2ゴールを叩き込む意地を見せ、2位の座を死守した。バレンシアとしてはマンUがユヴェントスに負けると計算していたところもあるはずだが、それは崩れてしまった。

ポイントとなるのは第5節のユヴェントス戦だ。マンUは恐らくヤングボーイズに勝利するはずで、そうなればマンUの勝ち点は10に伸びる。バレンシアはユヴェントスに勝たなければ敗退となってしまうのだ。生き残るためには自分たちも敵地でユヴェントスから勝ち点3を奪う意地を見せなければならない。得点力不足に苦しむバレンシアがどこまで頑張れるか注目だ。


同メディアはこの3グループではビッグクラブが消える可能性もあると伝えているが、残り2節で生き残るのはどこなのか。グループステージはいよいよ終盤戦に突入する。

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