メッシ離脱が良い方向に? バルサで蘇る世界最高の9番、ベンチメンバー陣

メッシ離脱中も白星重ねるバルセロナ photo/Getty Images

ここまでは問題起きず

10月20日のセビージャ戦でリオネル・メッシが右ひじを骨折し、バルセロナは窮地に立たされたはずだった。チャンピオンズリーグのインテル戦、レアル・マドリードとのクラシコなど難しいゲームをメッシ抜きで戦うことになるからだ。

しかし、ここまではメッシ不在がポジティブな効果を発揮したように感じられる。スペイン『MARCA』はメッシ離脱後の変化を伝えているが、何と言っても頼もしかったのはルイス・スアレスの爆発だ。スアレスはクラシコでハットトリックを記録し、今節3-2で競り勝ったラージョ戦でも試合終了間際の勝ち越し弾を含む2得点と大暴れ。メッシ不在で落ち込むと予想された得点力を見事にカバーしてみせた。

過去にもメッシが離脱した際にスアレスや現パリ・サンジェルマンFWネイマールが実力を発揮する機会はあった。今回のスアレスも同じパターンで、同メディアは世界最高の9番復活の契機になったと見ている。序盤戦は得点ペースが上がらないと批判も多かったが、メッシ離脱中にそうした雑音を消すことに成功した。

さらに注目すべきポイントはバックアッパー陣の奮闘だ。今季のバルセロナは得点部分をメッシに頼っているところも多かったが、10月のチャンピオンズリーグ・インテル戦ではMFラフィーニャが貴重な先制点を記録。5‐1で勝利したクラシコでは起用法への不満から指揮官エルネスト・バルベルデとの関係が問題視されていたアルトゥーロ・ビダルも得点を記録した。この得点でビダルの心境にも多少の変化はあっただろう。

また3-2で勝利した先日のラージョ戦では52分からピッチに入ったFWウスマン・デンベレが得点を記録。デンベレも私生活に問題があると指摘されていたが、ひとまずメッシ離脱の穴埋めに貢献することができた。

メッシの復帰も迫っているが、この離脱期間は何の問題にもならなかった。それどころか他選手たちの気持ちを高め、ポジティブな結果を引き出すことに繋がったと言える。リーグ戦でも着々と首位固めが進んでおり、メッシが戻ってくれば真のバルセロナが完成することになりそうだ。

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