昨季の強さはどうした!? マンU、シャルケ、今季大苦戦している11チーム

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レンヌ photo/Getty Images

モナコ photo/Getty Images

昨季の勢いはどこへ行ってしまったのか。昨季は上位へ食い込んだのに、今季は開幕から白星を掴めず下位に沈んでしまっているクラブが複数存在する。今回英『Squawka』はそうしたクラブをまとめており、昨季からの転落ぶりを取り上げている(順位は10月7日時点)

1.レンヌ(昨季5位→現在17位)



昨季は5位と躍進し、今季はヨーロッパリーグを戦っているレンヌ。しかしリーグ戦では2勝2分4敗と苦戦しており、8試合消化時点で失点が13もある。世界から注目を集めるセネガルの若きFWイスマイラ・サール、長く天才と言われてきたMFハテム・ベン・アルファなどタレントはいるため、ここから巻き返したい。

2.モナコ(昨季2位→現在18位)



この企画でモナコだけは外せない。昨季まで毎シーズンのようにリーグ・アンの上位争いに顔を出し、2016-17シーズンにはパリ・サンジェルマンを抑えてリーグ制覇も果たした。しかし今季は開幕から1勝3分4敗と結果が出ておらず、やはり主力を放出しすぎたことが影響しているのだろう。

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ナント photo/Getty Images

シャルケ photo/Getty Images

3.ナント(昨季9位→現在19位)



昨季はクラウディオ・ラニエリの下で9位まで順位を上げたナントも、今季は残留争いだ。10月からは元日本代表監督ヴァイッド・ハリルホジッチ氏が指揮を執っており、そこも注目ポイントだ。

4.シャルケ(昨季2位→現在14位)



6日にデュッセルドルフを2‐0で撃破して14位にまで浮上したが、今季のシャルケはスタートが鈍い。とにかく得点がなかなか決まらず、7試合で5得点しか奪えていない。昨季は33歳の青年監督ドメニコ・テデスコの手腕が大きな注目を集めたが、今季はまずいスタートを切ってしまった。

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シュッツトガルト photo/Getty Images

ホッフェンハイム photo/Getty Images

5.シュッツトガルト(昨季7位→現在18位)



昨季も序盤は低調な出来だったが、タイフン・コルクトが指揮官に就任してから状況が一変。2月以降は1敗しかしない驚異的な追い上げを見せて7位へ入った。ところが今季は未だ1勝しかできておらず、順位はまさかの最下位だ。

6.ホッフェンハイム(昨季3位→現在12位)



チャンピオンズリーグではマンチェスター・シティを苦しめるなど、青年監督ユリアン・ナーゲルスマン率いるホッフェンハイムは悪い戦いばかりではない。しかしそれが白星に繋がっていない状態で、結果だけを見れば低調だ。ただバイエルン、ドルトムント、ライプツィヒと難敵との対戦続きだった不運もある。

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レヴァークーゼン photo/Getty Images

マンUを率いるモウリーニョ photo/Getty Images

7.レヴァークーゼン(昨季5位→現在15位)



シャルケ、ホッフェンハイム、レヴァークーゼンの全てに言えることだが、今季のブンデスリーガがおかしいのは昨季上位組が揃って苦戦しているからだ。レヴァークーゼンはドイツ代表MFユリアン・ブラントや、若き皇帝MFカイ・ハヴェルツ、FWケビン・フォラント、快速FWレオン・ベイリーなどタレントを揃えている。しかし13失点とリーグワースト2位の記録も作っており、これで上位進出は難しい。

8.マンチェスター・ユナイテッド(昨季2位→現在8位)



今季最もトラブルが報道されているチームがマンUなのは間違いない。試合があるたびに指揮官ジョゼ・モウリーニョと選手たちの関係悪化が騒がれ、チーム内の空気が万全でないのは明らかだ。特に同メディアは守備を問題視しており、勝利した今節のニューカッスル戦でも早々に2失点していた。

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ニューカッスル photo/Getty Images

バレンシア photo/Getty Images

9.ニューカッスル(昨季10位→現在19位)



昨季はラファエル・ベニテスのマジックと言っていい戦いで10位に入ったが、今夏は補強が不十分と言われ続けていた。そこから考えるとこのスタート順位は妥当なのかもしれない。日本代表FW武藤嘉紀も加入しているだけに心配だが、2分6敗とチームはまだ勝ちがない。

10.バレンシア(昨季4位→現在16位)



チャンピオンズリーグ出場権獲得を狙うクラブとしては鈍いスタートだが、同メディアはまだ心配する必要はないとフォローしている。前節はレアル・ソシエダに0‐1で勝利しているが、その戦いぶりに昨季の姿を見たと評価されている。選手層も充実しているため、こんな順位でくすぶっているチームではないはずだ。

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アタランタ photo/Getty Images

11.アタランタ(昨季7位→現在16位)



スタートは完璧だった。フロジノーネを4‐0で一蹴し、強敵ローマ相手にはアウェイで3-3と引き分けに持ち込むなど、今季もクセ者ぶりは出ていた。ところが、そこからは急に勝てなくなってしまった。7試合消化時点で1勝3分3敗となっており、早く正しい軌道に戻したいところ。


まだどのリーグも10試合は消化していないため、巻き返しはまだまだ可能だ。しかし状態を上げることができなければ、ここに挙げられたいくつかのチームが降格してしまうかもしれない。好調なチームもいいが、不振に喘ぐ昨季の強者たちにも注目だ。

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