伊名将がまたひとり…… 母国を世界一へ導いたリッピ、監督業から引退か

現在は中国代表の指揮を執るリッピ監督 photo/Getty Images

中国代表が最後の経験か

2006年のドイツW杯で、母国イタリア代表を24年ぶりの世界一へ導いた名将マルチェロ・リッピが、まもなく指導者キャリアに終止符を打つかもしれない。

かつてナポリやユヴェントス、インテルなど数々の名門クラブを率いたリッピ監督。2012年からは戦いの舞台を中国へ移し、広州恒大を経て現在は同国代表の指揮官を務めている。そんな同監督が伊『Radio anch’io sport』のインタビューに応じた際、次のようなコメントを残した。

「母国(イタリア)に帰りたい。私はアジアカップが終わる来年1月31日までの契約を結んでいる。まずはそれがどうなるか見てみよう。ただ、私にとって最後の経験となるかもしれない。2月に中国を離れる可能性が高いのかって? イエスだ」
欧州制覇の経験があるイタリアの名将ファビオ・カペッロ氏も、今年3月に江蘇蘇寧(中国)の指揮官を退任し、監督業からの引退を発表した。またひとりイタリアの名将が監督業から退ことととなりそうだ。

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