ジェノア会長、大ブレイクの“超新星”を大絶賛 冬の移籍は「クレイジー」

ピョンテクについて語ったプレツィオージ会長 photo/Getty Images

「彼のプレイが見たかった」

初のイタリア挑戦で大ブレイク中のポーランド代表FWクシシュトフ・ピョンテク。欧州で大きな注目を集めているが、所属クラブであるジェノアのエリンコ・プレツィオージ会長が同選手を大絶賛している。

ピョンテクは今夏、母国クラブのクラコヴィアからイタリアのジェノアへ、わずか400万ユーロ(約5億3000万円)の移籍金で加入した。新天地でのお披露目となったコッパ・イタリア3回戦のレッチェで4ゴールを挙げ、鮮烈デビュー。これで勢いに乗ると、セリエAデビュー戦でも2つのゴールを奪い、そこから圧巻の6試合連続ゴールを記録し、計8ゴールで得点ランクのトップを独走している。なお、セリエAデビューから6試合で8ゴールを記録したのは、69年ぶりの快挙だという。

伊『Gazzetta dello Sport』などいくつかの伊メディアによると、そんな超新星についてプレツィオージ会長は「私は彼にとても満足しているよ。我々は彼が偉大なクオリティを持っていることはわかっていた。彼は生まれつき才能を持っているからね。私が『それ(才能があること)を知っていた』と言っても、口だけじゃ真実は伝えられないだろう。ただ、気まぐれで契約したわけではない。私は彼のプレイが見たかったんだ。彼は昨季、ポーランドリーグで21ゴールも決めたストライカーだよ。あらゆる方法でゴールを奪うことができる」と話している。
この活躍で、多くのビッグクラブがピョンテクの獲得に動き出すかもしれない。ただ、同会長は「1月の移籍かい? それはクレイジーな考えだよ」と述べ、今冬の放出は否定した。若きストライカーの今後の活躍にも注目だ。

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