PSGはまだスモールチーム ネイマール&ムバッペがいても変わらぬ戦績 

リヴァプールに敗れたPSG photo/Getty Images

欧州の舞台では敵地で勝てない

パリ・サンジェルマンはネイマール、キリアン・ムバッペを筆頭にワールドクラスの選手を多数抱えるメガクラブだが、相変わらず欧州の舞台では結果が出ない。今季もグループステージ初戦からリヴァプールにアウェイで2-3と敗れ、目標とするチャンピオンズリーグ制覇にはまだ距離があるように感じさせられる。

スペイン『MARCA』も、PSGはまだ欧州ではスモールクラブだと厳しい指摘をしている。何より注目されているのはアウェイゲームの戦績だ。今回のリヴァプール戦も敵地アンフィールドでの敗北だったが、PSGはとにかくアウェイでのビッグゲームに弱い。

昨季もグループステージでバイエルン相手にアウェイで1-3と敗れ、決勝トーナメント1回戦ではサンティアゴ・ベルナベウでレアル・マドリードに1-3と粉砕された。さらに2016-17シーズンには、伝説として語られるバルセロナの大逆転劇があった。決勝トーナメント1回戦で実現したこのカードは、PSGがホームで迎えた1stレグで4-0と圧勝。しかし敵地カンプ・ノウに乗り込んだ2ndレグでは1-6で敗れたのだ。さすがに4点のリードを守れないようでは欧州王者になるのは難しい。
振り返ると、PSGがチャンピオンズリーグにおいてアウェイでビッグチームを撃破したのは2015-16シーズンの決勝トーナメント1回戦2ndレグ・チェルシー戦(2-1)くらいのものだ。それ以外はとにかくアウェイで結果が出ていない。

決勝トーナメントがホーム&アウェイで行われる限り、アウェイでの致命的な弱さを改善しなければ勝ち上がるのは難しいだろう。まだまだ欧州最高峰での戦い方が分かっていないと指摘されるのも仕方がないと言える。

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