アピール成功? 今季初出場の香川に高評価「知的な立ち回りやパスを披露」

今季初出場を果たした香川 。クラブ専門メディアから高評価を得たが…… photo/Getty Images

絶妙なクロスで決定機を演出

現在ドルトムントで苦しい時期を過ごしている日本代表MF香川真司だが、クラブ・ブルッヘ戦で今季初出場を果した。クラブの専門メディアから高評価を得ている。

18日に行われたチャンピオンズリーグのグループステージ初戦で、ベルギーのクラブ・ブルッヘの本拠地へ乗り込んだドルトムント。なかなかゴールを決めることができずに我慢の時間帯が続いたが、途中出場を果たしたクリスティアン・プリシッチが試合終了間際の85分に均衡を破り、1-0で辛くも勝利した。

香川はこの一戦で今季初めてベンチ入りし、62分にトップ下でプレイしていたマリオ・ゲッツェに代わって途中出場を果たすと、中盤でうまくボールを引き出すなどチームにリズムをもたらした。79分には絶妙なクロスで決定機を演出したが、これは惜しくもゴールには繋がらず。シュートを放つなどもう少し積極性が欲しい場面も見られたが、今季初出場ながら存在感を発揮した。
そんな香川に対し、ドルトムント専門メディア『BVB BUZZ』は「6点」の評価をつけた(10点満点)。香川と交代したゲッツェに「4点」がつけられるなど、攻撃陣には軒並み低い評価がつけられているため、途中出場ながら「6点」は高評価と言っていいだろう。「香川が今季初出場を果たすと、すぐにドルトムントが良くなったように見えた。彼は知的な立ち回りやパスもいくつか披露している。彼のクロスをピスチェクがうまく合わせられず、アシストを逃したのはアンラッキーだった」と評している。

はたして、ドルトムントの指揮官を務めるルシアン・ファブレ監督の目には、この試合の香川のプレイはどのように映ったのか。この試合を機に香川の立場に変化はあるのだろうか。

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