激戦のチェルシーへ割って入れ! 来季トップチームに入れるかもしれない”若手有望株3名”とは

今季からダービーでプレイするマウント photo/Getty Images

今季はレンタルで経験を積む

チェルシーの下部組織は優秀な若手選手を次々と輩出しているが、トップチームに昇格するのは非常に難しい。数多くの選手をレンタルで出しているのもチェルシーの特徴で、下部組織で高く評価されていた選手たちでもトップチームでのプレイを諦めて新天地を探すケースが目立つ。

しかし、彼らならトップチームに入れるのではないか。英『Squawka』は、来季になればチェルシーのトップチームに戻ってこれるかもしれない3選手をリストアップしている。この3選手は今季レンタル先で経験を積み、来季トップチームに割って入ることを目指している。

1.メイソン・マウント(MF/19歳/ダービー・カウンティ)
昨季オランダのフィテッセにレンタル移籍していたマウントは、今季からプレミア・チャンピオンシップ(イングランド2部)に所属するダービーにレンタル移籍する。何と言ってもダービーの指揮官はチェルシーのレジェンドであるフランク・ランパードが務めており、マウントがランパードから学ぶことは多いはずだ。すでにマウントはプレシーズンマッチで得点を決めるなど活躍しており、得点力は大いに期待できる。昨季もフィテッセでは14得点を記録しているほどだ。同メディアは、若手の中では来季最もチェルシーのトップチームに入れる可能性の高い選手としてマウントを取り上げており、ランパードの下で成長できればチャンスが巡ってくるかもしれない。

2.リース・ジェームズ(DF/18歳/ウィガン)

昨季のアカデミー最優秀選手にも選ばれたジェームズは、右のサイドバックを本職とする選手だ。アカデミーでは主将も務め、センターバックをこなすこともできる。同メディアはチェルシーが今季から4バックに戻すため、右のサイドバックとして来季ジェームズにもチャンスが出てくるのではないかと期待をかけている。初のレンタルとなるウィガンで伸びるかがポイントだ。

3.トレヴォ・チャロバー(19歳/DF/イプスウィッチ・タウン)

トレヴォ・チャロバーは、同じくチェルシーのアカデミーを経てワトフォードへ移籍したナサニエル・チャロバーの弟だ。兄以上の才能とも期待されるトレヴォ・チャロバーは、190cmとサイズがある守備的な選手だ。センターバック、さらには守備的MFもこなすことが可能で、イプスウィッチ・タウンでは守備的MFで起用される可能性が高いという。同メディアはセンターバックとしてプレイした方が将来チェルシーのトップチームに入りやすいのではと伝えているが、複数の役割をこなせるのは悪いことではない。昨季もマンチェスター・ユナイテッドとのFA杯決勝ではベンチ入りを果たすなど、クラブも期待をかけているはずだ。


他にもレンタルに出ているアカデミー出身選手はいるが、トップチームに戻ってこられる可能性のある選手は多くない。同メディアが挙げたこの3人のうち1人でも来季トップチームに入れれば良い方だろう。才能は確かに評価されているため、彼らがレンタル先でどのような活躍を見せるかチェックしておくのも悪くないはずだ。

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