日本代表グループステージのMVPは誰? 「ベルギー相手にサプライズ起こすなら彼がカギ」

日本代表の柴崎 photo/Getty Images

日本から選ばれたのは……

コロンビア戦で決勝点を叩き込んだ大迫勇也、セネガル戦で全得点を演出した乾貴士、途中出場からゴールを決めた本田圭佑など、やはり得点を決めた選手は目立つ。しかし、得点者だけが主役というわけではない。AFC公式はグループステージで印象的な活躍を披露したアジアの選手を各国から1名ずつ選出しているが、日本から選ばれたのは中盤の支配者・柴崎岳だ。

「スペインでプレイするガク・シバサキはグループHを切り抜けた日本の中で最多となるチャンスメイク数を記録しており、もしサムライブルーがベルギー代表相手にサプライズを起こすなら彼がカギになるだろう」

同サイトはこのように柴崎を称えており、3試合ともに先発した司令塔こそ日本の生命線となっている。中盤から攻撃を組み立てるうえで柴崎は欠かせない存在と言えよう。その他は途中出場から印象的な活躍を披露したオーストラリア代表の若手FWダニエル・アルザーニ、スペイン、ポルトガル相手に守備で奮闘したイラン代表DFモルテザ・プーラリガンジ、スーパーセーブで何度かチームを救った韓国代表GKチョ・ヒョンウ、アジア人選手の中では最多のチャンスメイク数を記録し、エジプト戦では得点も決めたサウジアラビア代表MFサルマン・アル・ファラジが選ばれている。
同サイトはこの5人の中で最も優秀だった選手は誰かアンケートを取っているが、それではイランのプーラリガンジが91%と圧倒的な票を獲得している。柴崎には決勝トーナメントでも印象的なパフォーマンスを見せてロシアW杯で最も輝いたアジア人選手となってほしいところだが、ベルギー相手にサプライズを起こせるか。

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