え?スイスが世界ランク6位? 英紙は驚きも、侮れない実力で初戦のブラジル戦へ

日本もスイスには敗れた photo/Getty images

ブラジル戦は真の実力を確認する場に

ロシアワールドカップ開幕直前に公開されたFIFAランキングを見ると、1位ドイツ、2位ブラジル、3位ベルギー、4位ポルトガル、5位アルゼンチンとなっている。いずれもスター選手を抱えており、ワールドカップを制するだけの力があるのではないかと注目されている国だ。

では、その1つ下を見てみよう。6位は何とスイス代表なのだ。これを驚きをもって特集しているのが英『Daily Mail』だ。

「FIFAランク上位5カ国はお馴染みの顔だ。どの国もW杯優勝候補に挙げられている。しかしその1つ下はスイスだ。え?スイス?」と同メディアは伝えており、中堅国と考えられていたスイスの躍進に驚いている。
しかし、スイスは紛れもない実力国だ。8日には日本代表も0-2で敗れてしまったが、攻守ともにバランスが取れていて乱れる場面が少ない。面白味がないと言えるかもしれないが、それこそスイスが安定して白星を得ている理由だ。

現在は直近12試合で1敗しかしていない状態で、格下と格上の両方と上手く戦う術を身につけている。3日にはスペイン代表とも1‐1で引き分け、2年前のEURO2016でもグループステージではフランス代表とスコアレスドローだった。一方でハンガリーには5-2、パナマには6‐0など格下を破壊するだけの攻撃力もある。

その実力が試されるのは17日に予定されているグループE初戦のブラジル代表戦だ。初戦ということもあり、勝ち点0で終えるのだけは避けたい。スイスは格上仕様の戦い方で臨むだろう。ブラジル相手にも負けなければ、スイスの実力を誰もが認めるようになるだろう。

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