伊杯決勝でユーヴェに完敗 ミランMFが痛感した「クオリティの違い」

ミランの中盤を支えるボナヴェントゥーラ photo/Getty Images

予想以上に力の差が?

9日に行われたコッパ・イタリア決勝で、ユヴェントスと対戦したACミラン。0-4で完敗を喫し、ジェンナーロ・ガットゥーゾ体制で初のタイトル獲得はならなかった。

この一戦でフル出場したミランMFジャコモ・ボナヴェントゥーラが試合後、伊『Rai Sport』のインタビューに応じた。絶対王者ユヴェントスを相手に、予想以上の力の差を見せつけられ、悔しさをにじませている。

「僕たちは60分近く良いプレイを披露したが、先制点を奪われた後に道を見失ってしまった。コッパ・イタリアの旅は順調で、僕たちは全力を注いできた。しかし、(決勝では)2チームの間で、クオリティの違いを見せつけられる結果になってしまったよ。僕たちのチームは今年作り上げたチーム。一方で、ユヴェントスはここ何年間もスクデット、コッパ・イタリア、チャンピオンズリーグに挑戦してきたメンバーだ。彼らのベンチにはまだ、ゴンサロ・イグアインやクラウディオ・マルキージオがいたしね」
決勝までコマを進めたものの、惜しくもタイトルを逃したミラン。昨夏の大量補強に、シーズン半ばの指揮官の交代劇、チームとしての完成度はまだまだこれから。来季はこのユヴェントスとの差をどれだけ縮められるのか見ものだ。今後のさらなる成長に期待がかかる。

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