「リヴァプールOB陣は舞い上がっている」 CL決勝でレアルを倒せるとの楽観論に痛烈批判

ローマを撃破して決勝へ進んだリヴァプール photo/Getty Images

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客観的に見るとレアルが上か

準決勝でローマを破り、チャンピオンズリーグ決勝に進出したリヴァプール。王者レアル・マドリードがバイエルンやユヴェントスに苦戦してきたこともあり、スティーブン・ジェラードをはじめとするリヴァプールOB陣からは優勝できるはずと力強いコメントも出ている。

しかし、かつてミランなどで活躍したルート・フリット氏は楽観的な意見を口にするリヴァプールOB陣に現実が見えていないと警告している。英『Daily Mirror』によると、同氏はローマ戦2ndレグのようなパフォーマンスで優勝するのは難しいと考えており、客観的に見てレアルの方が優勝の可能性は高いと分析している。

「ローマ戦のようなプレイをするなら、彼らがCLを制することはないだろうね。ファイナルへ進んだのはファンタスティックだが、ローマにギリギリ勝ったことに全員気付くべきだよ。リヴァプールOBの総評をいくつか見たけど、彼らは舞い上がっている。レアルのことをはっきり理解していないんだ。彼らは真剣に勝つチャンスがあると思っている。だが、レアルの選手やスタッフはローマとの2ndレグを見ただろうし、彼らはリヴァプールよりファイナルに勝つチャンスがあると確実にイメージしたと思う」
リヴァプールは1stレグこそ5-2と圧倒したが、2ndレグは逆に2-4で敗れてしまった。2戦合計6-7の打ち合いとなり、決してスマートな戦いだったわけではない。フリット氏はそれを気にしているようだが、リヴァプールは現実が見えているか。

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