[移籍]仙台にヒーローが帰ってきた! MF関口訓充が6年ぶりに古巣復帰

昨季はC大阪でプレイしていた関口 photo/Getty Images

「経験してきたことをチームに還元したい」

J1のベガルタ仙台は10日、昨季限りでセレッソ大阪を退団したMF関口訓充の加入が決定したと発表した。

現在32歳の関口は、2004年に当時J2だった仙台でプロとしてのキャリアをスタートさせると、2009年シーズンは全51試合中50試合に出場し、チームのJ2優勝とJ1昇格に大きく貢献。その後も主力として活躍し、仙台を日本のトップリーグへ定着させた。すると、当時日本代表の指揮官を務めていたアルベルト・ザッケローニ監督の目にも止まり、2010年にA代表デビュー。これまで3キャップを記録している。

2013年からは戦いの舞台を浦和レッズへ移し、加入初年度はリーグ戦20試合に出場。しかし翌シーズンは思うような出場機会を得られず、2015年にC大阪へ移籍した。C大阪で3年目となる昨季はリーグ戦18試合に出場していたが、契約満了に伴い、昨年末にチームを去ることが発表されていた。なかなか所属クラブが決まらないまま新シーズンの開幕を迎えていたが、6年ぶりに古巣の仙台へ復帰することが決まった。
そんな関口はクラブの公式サイトを通じて「ベガルタ仙台サポーターのみなさんお久しぶりです。6シーズンぶりに仙台に復帰することができ、とてもうれしく思います。また同時に、このような機会を作ってくださったすべての関係者の方々に本当に感謝しています。まずはしっかり試合に出場し、悲願のタイトル獲得に向けて全身全霊をかけて1試合1試合戦っていきます。そして仙台を離れ、経験してきたことをチームに還元し、より良いチームになるようがんばっていきますので応援よろしくお願いします」と復帰の喜びや意気込みなどを語っている。

前節の浦和レッズ戦で初黒星を喫したものの、仙台は第6節を終えた時点で3勝2分1敗と、現在3位につけている。関口はこの好調なチームに、さらなる勢いをもたらすことができるのか。

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