メッシ、スアレス依存が解決されないまま終盤へ バルサに不足するMF陣の得点

メッシ、スアレスに得点部分は頼り切り photo/Getty Images

得点源は2人のみ

チャンピオンズリーグ準々決勝1stレグではローマを4-1で粉砕し、先日のレガネスとのリーグ戦ではFWリオネル・メッシがハットトリックを決めて3-1の快勝。相変わらずエルネスト・バルベルデ率いるバルセロナは快調だ。しかし、シーズンを通してメッシとルイス・スアレスに得点部分の多くを頼りきりなのも事実だ。

スペイン『MARCA』はもっとMF陣が得点を決めなければならないと取り上げているが、直近15試合で得点を決めたMFはフィリペ・コウチーニョとイヴァン・ラキティッチだけだ。それもコウチーニョは2点、ラキティッチはスペイン国王杯準決勝2ndレグ・バレンシア戦の1点のみだ。

前半戦では新戦力のパウリーニョが前線まで顔を出して得点に絡んでいたのだが、そのペースも止まってしまった。同メディアは2018年に入ってからのパウリーニョの出来が酷いと伝えており、得点を期待できるMFがいなくなってしまった。ラキティッチも相手のペナルティエリア内まで攻め込むケースはそれほど多くなく、アンドレス・イニエスタとセルヒオ・ブスケッツにも得点は期待できない。
メッシとスアレスさえ決めてくれれば大丈夫と考えることもできるが、得点を期待できる選手がたった2人だけというのは問題だろう。怪我や、今後のチャンピオンズリーグではカードトラブルが起きる可能性もある。MF陣がいかに2人の負担を軽減できるのか。3冠獲得へ1つの課題と言えそうだ。


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