セードルフ、インザーギに続いて監督経験浅いガットゥーゾがミラン指揮官に 「経験がないから……」

ミランの指揮官に就任したガットゥーゾ photo/Getty Images

ミランでの元チームメイトもやや不安

ミランは成績不振からヴィンチェンツォ・モンテッラを解任し、後任にはクラブの下部組織を指揮していたジェンナーロ・ガットゥーゾが就任することとなった。果たしてガットゥーゾはクラブが期待するだけの結果を残せるのだろうか。

気になるのはガットゥーゾの経験不足だ。伊『Calciomercato』によると、かつてチームメイトだったマッシモ・アンブロジーニ氏もガットゥーゾの指揮官としての経験不足を気にしている。しかしガットゥーゾには現役時代から見せていた熱さがあり、そうした要素が経験不足というマイナスポイントを補うものになるのではないかと期待をかけている。

「彼には指揮官としての豊富な経験がないから、早く適応しないといけないね。ただ同時に彼はカリスマ性のある人物だし、経験不足の面をカバーするかもしれない。すべては選手たちのパフォーマンス次第だけどね」
これまでもミランはクラレンス・セードルフ、フィリッポ・インザーギなど監督経験の浅いクラブOBを指揮官に指名してきた。これもクラブが混乱に陥った原因の1つと言えるのだが、ガットゥーゾは同じ結末を回避できるのか。その持ち前のガッツで選手たちを盛り上げてほしいところだ。

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