降格圏に沈む古豪の救世主となるか
今季のプレミアリーグ第9節終了時点で、2勝2分5敗の18位に低迷しているエヴァートン。同クラブはこの非常事態を受け、ロナルド・クーマン監督の解任に踏み切っている。
かつて同クラブを率いたデイヴィッド・モイーズ氏の就任が有力視されるなか、同クラブの首脳陣がトーマス・トゥヘル氏(前ドルトムント)の招聘を画策していることが、英『Daily Mirror』で話題に。同クラブのユースチーム(U-23)を率いるデイヴィッド・アンスワース氏を暫定指揮官に据えたうえで、来月のインターナショナルマッチウィークを目処にトゥヘル氏との交渉を詰めるという見解が同紙で示された。
同節終了時点で18失点を喫するなど、守備が崩壊しているエヴァートン。相手の出方に応じて複数の布陣を使い分ける手腕に定評があるトゥヘル氏だが、UEFAチャンピオンズリーグの出場権を持つクラブでの指揮を望む同氏をどのように説得するのかに注目が集まる。