開幕4試合で8ゴールと躍動
もう世界がユヴェントスFWパウロ・ディバラのことを恐れ始めているのかもしれない。ディバラは17日のサッスオーロ戦で早くも今季2度目となるハットトリックを達成し、開幕4試合で8得点と驚異的な数字を記録している。
その得点パターンも豊富で、南米の選手らしくアイディアが豊富だ。サッスオーロ戦でもペナルティエリア手前からノーステップでシュートを決めるなど、相手の予想もつかないファンタジーなプレイも時折見せている。対峙するDFは止める術が分からなくなってきている頃だろう。
伊『sky Sports Italia』によると、クラブのレジェンドであるアレッサンドロ・デル・ピエロ氏も相手がディバラを怖がっていると主張。ディバラの成長を実感しているようだ。
「サッスオーロのGKコンシーリはほとんど畏敬の念のようなものを抱いていて、ディバラが成長していると語っていた。ゴールだけでなく、プレイ全体がね。今みんな彼と対峙するのを恐れている。たとえフリーキックであってもだ。何が起こるか分からない。サッスオーロ戦のフリーキックについてはコンシーリも止められただろうが、動くのが遅れていた。ともかくフリーキックのインパクトはよかったけどね」
今季からディバラはデル・ピエロ氏も着用した10番を背負っている。相手が恐れ始めたとなれば、ユヴェントスの10番が似合う選手になってきたと言えそうだ。