マンU相手の中村俊輔”伝説のFK弾”はやはり凄かった 英紙が振り返るセルティック過去のミラクル

FK弾を決めた中村俊輔 photo/Getty Images

昨季の無敗優勝チームでもPSGに大敗

12日、セルティックはチャンピオンズリーグ・グループステージ第1節でパリ・サンジェルマンと対戦し、ホームで0-5の大敗を喫してしまった。セルティックは昨季国内リーグで無敗優勝を達成していただけに、今季はチャンピオンズリーグでも結果を出せるのではないかと期待されていた。ところが、第1節からスター軍団パリに手痛くやられる結果となってしまった。

そう考えると、過去に欧州の強豪クラブ相手にミラクルを起こしてきたセルティックの選手たちは凄かった。元日本代表MF中村俊輔もそのミラクルを起こした1人だ。

今回英『Dream Team FC』はセルティックがチャンピオンズリーグの舞台で過去に起こしたジャイアントキリングを特集しているが、その中の1つに中村が大活躍した2006-07シーズンの対マンチェスター・ユナイテッド戦も選ばれている。
このシーズンのセルティックはマンUとグループステージで同組となり、当然マンUは大本命だった。ところが中村はそのマンU相手にアウェイ、ホームと2試合連続でフリーキックから得点。名手エドウィン・ファン・デル・サールから2度もネットを揺らしてみせた。しかもセルティックのホームでおこなわれた第2戦は中村のフリーキックが決勝点となって勝利を収め、クラブ史上初の決勝トーナメント進出を決めている。

今回セルティックが敗れたパリもスター軍団だが、当時のマンUもウェイン・ルーニーやクリスティアーノ・ロナウドを揃えるスター軍団だった。そのチームと互角に渡り合ったのは見事だ。現在のチームも国内で結果を出しているが、中村のいた当時とは明確な差があるのだろう。

同メディアは他にも2001-02シーズンにグループステージでユヴェントスを4-3で撃破した一戦、2007-08シーズンにミランを2-1で破った試合、同じシーズンにビジャレアルを2-0で撃破した試合、2012-13シーズンにバルセロナを2-1で破った試合をピックアップしている。

果たして今のセルティックも欧州の強豪相手にこうしたミラクルを起こせるのか。中村のフリーキックのようなスペシャルな武器が必要になるのは間違いない。

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